December 10, 2005

<始末屋ジャック>あと1冊

毎日、朝から夜中まで、隣に住んでいる女の騒音に悩まされている。でも、夕べはどうやら外泊したようで、今朝は久々に、自然な目覚めと共に静かで爽やかな朝を迎えられた。おまけに、昼間も穏やかで平和な1日となった・・・って、日頃いかに隣の騒音に悩まされていることか!

このところ、精神安定剤が欠かせないくらいに、毎朝アドレナリンが噴出していたのだから、下手をすれば、一気に血圧が上昇して、血管がぷつっと切れてしまうかもしれない。そうなると、隣の騒音は「殺人的」とも言える。こういうのは、過失致死罪になるのだろうか?万一、私が突然死でもしたら、隣の女のせいだと思って、まず間違いない。

さて、手元にあるF・ポール・ウィルスンの<始末屋ジャック>シリーズは、残すところあと1冊となった。ここに来て、ちょっと集中力がとぎれてはいるものの、図書館の返却日までには、余裕で応じられる。これを読み終えたらクリスマス~!と思うと、とても楽しみ。どれを読もうかと、わくわくしている。

ところで、<始末屋ジャック>シリーズは、わざわざ感想を書くようなものでもないとも思うけれど、とりあえず感想として載せたものもあるし、書いていないものもある。個人的には、あらすじさえわかれば十分。

このシリーズは、★5個に対して、3個くらいの感じだろうか。3個では少ない気もするが、4個をつけるほどではない。というのも、時々状況説明がだるくなることがあるからだ。しかし、なぜ次々に読んでしまうかというと、「始末屋」が、どんな始末をつけるのか、そこに非常に興味をそそられるのだ。

「正義」というのが、どんな定義かにもよるが、正義の味方という言い方は違うだろう。殺しもするし、どんな酷いことでもやるのだから。例えて言えば、必殺仕事人のようなものだ。かといって、自分が納得しないものはやらない。そこが、ちょっとハードボイルドっぽいジャックの魅力となっているのだろうと思う。

にしても、一気に5作続けて読むと、いい加減ちょっと飽きてくる。ひとまずこのあたりでやめておくのが正解ではないかと。ハードボイルドだけなら、こんなに続けて読まなかったかもしれない。そこにホラーの要素があって、なにやら不穏な感じなのが、結構面白かった。

<ナイトワールド・サイクル>シリーズのほうは、明らかにホラーなのだが、こちらを読むのは、年明けにしようっと。

そうそう、隣のうるさい女も、始末屋ジャックが始末してくれないかなあ・・・。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『始末屋ジャック 見えない敵(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 大滝 啓裕 (翻訳)
文庫: 362 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594048730 ; 上 巻 (2005/01)
出版社より
乗り合わせた地下鉄車内で銃を乱射しはじめた殺人狂を手持ちの銃で制し、その場を立ち去ったことから「幻のヒーロー」として、新聞記者に追われる身となった、われらが<始末屋ジャック>。文字通り名前も身分も消して、大都会ニューヨークの無関心のなかに身を潜めてきた裏世界の仕事人に重大な危機が訪れる。他方ジャックは、奇妙な以来を引き受けたが、その依頼人はジャックの消息を知るはずもない、実の姉のケイトだった!そしてジャックが相対することになる、新たな敵の正体とは・・・?