August 31, 2005

ハリケーン・カトリーナ

アメリカ南部を、「猛烈な」ハリケーン・カトリーナが襲ったのは、ニュースなどでもすでに知られていると思う。しかもニューオーリンズを直撃!テレビの映像に釘付けである。被害はどれくらいなのかと、毎日気が気ではない。

数日前から、まゆみさんを心配してメールを出したりしているのだが、ニューオーリンズではほとんど全員が避難しているようだし、水も電気も止まっているので、メールなど届くはずがない。電話もできない。文明の利器は、まるで役に立たないというわけだ。

状況が落ち着くまで、心配してもどうにもならないし、何にもしてあげることができないという状態だ。死者もたくさん出ているようだし、とにかく無事でいてくださいと祈るしかない。

ニューオーリンズは約8割が冠水ということだから、昔からのきれいな建物などもダメになってしまうのだろうなと思う。それに、スワンプ!ドクター・ワグナーの小屋も当然水浸しだろうし、ワニは?スワンプから出て、街中を泳ぎまわってたりしないのかな?

あの美しいオークアレイなどのプランテーション・ハウスも、ミシシッピ川のすぐ脇にあるので、果たしてどうなっただろうか?と、考えるだけで恐ろしい。ナッチェス号や、デルタ・クイーン号といった蒸気船はどうなっただろう?あのニューオーリンズが!と思うと、なんだか泣けてきちゃう。

もちろん、被害はニューオーリンズだけではないけれど、ついこの間行ったばかりの所だし、とても気にいった場所だから、すごく、すごく、ショックだ。

何より電気が止まっているからエアコンもなしだろう。外は猛烈な暑さらしいから、命が無事でも、本当に気の毒。私も先日まで、エアコンなしの生活(PC部屋だけだが)をしていたので、その辛さは経験したばかり。とはいえ私の経験など、向こうに比べたら、全然話にもならないだろうが。

ともあれ、まゆみさん、ビクターさん、マリアさん、ジャミール、ビッグ・アル、“プレイボーイにはなれない”バンドのメンバー、ラマダホテルのドアボーイ、バイクに乗せてくれたおまわりさんなどなど、みんな無事でいますように!

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〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『琥珀捕り』/キアラン・カーソン (著), Ciaran Carson (原著), 栩木 伸明 (翻訳)
単行本: 346 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488016383 ; (2004/02)
出版社/著者からの内容紹介
ローマの詩人オウィディウスが描いたギリシア・ローマ神話世界の奇譚『変身物語』、ケルト装飾写本の永久機関めいた文様の迷宮、中世キリスト教聖人伝、アイルランドの民話、フェルメールの絵の読解とその贋作者の運命、顕微鏡や望遠鏡などの光学器械と17世紀オランダの黄金時代をめぐるさまざまの蘊蓄、あるいは普遍言語や遠隔伝達、潜水艦や不眠症をめぐる歴代の奇人たちの夢想と現実──。数々のエピソードを語り直し、少しずらしてはぎあわせていく、ストーリーのサンプリング。伝統的なほら話の手法が生きる、あまりにもモダンな物語! 解説:柴田元幸


◆図書館貸し出し

『ぶらんこ乗り』/いしい しんじ (著)
文庫: 269 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4101069212 ; (2004/07)
内容(「BOOK」データベースより)
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。

『トリツカレ男』/いしい しんじ (著)
単行本: 167 p ; サイズ(cm): 20
出版社: ビリケン出版 ; ISBN: 4939029166 ; (2001/10)
内容(「MARC」データベースより)
いろんなものに、どうしようもなく、とりつかれてしまう男、ジュゼッペが無口な少女に恋をした。哀しくまぶしい、ブレーキなしのラブストーリー。

いしいしんじの本を2冊

図書館から連絡が来て、予約の本が用意できたとのことなので、借りている本を返却がてら受け取りに行く。いしいしんじの本が2冊。

実は、前に借りた『麦ふみクーツェ』は、途中で返却期限が来て返してしまい、その後文庫本を買ったのだけど、まだ読み終えていない(他に借りている本でめいっぱいなので)。なのに、またいしいしんじだ。でも、今日借りたものは薄手のものだし、字もそれほど詰まっていないから、早々に読めると思うけど。

いしいしんじの日記を、時々ウェブで読むんだけど、日記と小説は違うものだねと思う。日記も小説のように書いていたら、身がもたないよなあ・・・。

ところで今日は、図書館に返しに行かなくてはならなかったので、キアラン・カーソンの『琥珀捕り』を一気に読んだ。読んだというか、読み飛ばしたというか・・・。柴田元幸絶賛の本だけど、で、絶賛される理由もわからなくはないんだけど、なにしろ時間がなかった。かといって、延長する気にもならず。じっくり読めば、もっと感動したのかもしれないが(感動する話でもないか)、本は読むタイミングというのもあるから、私的にタイミングが合ってなかったのかも。

ダーの知り合いである波多野君から、先日一緒に行った神宮での野球観戦の写真が送られてきた。横浜のクルーンの写真ほか5点。自分でも撮ったのだが、なにしろ私のケイタイカメラは、おもちゃだから・・・。KDDIのTU-KA買収って、TU-KA使用者にとって、お得な方向に向かってくれるといいんだけどな。TU-KAはジジババ路線中心で、サービスも機能も向上しないんだもの。はっきり言ってひどいものだ。

Amazonからアンケートのお礼として、ギフト券500円分が送られてきたので、バーダマン先生の新しい本をオーダーした。

August 30, 2005

『プラダを着た悪魔』で泣く

Lauren Weisberger の 『The Devil Wears Prada』 をやっと読了したのだが、不覚にも泣いてしまった。こんな本で、まさか泣くとは思ってもいなかったのだが、自分の経験に近いエピソードがあったため、感極まってしまったのかも。そのエピソードは、自分が経験したこととは全然内容が違うのだが、似たようなシチュエーションに泣けてしまったのだ。

それにしてもこれを読んでいると、「いい人」は会社では出世できないんだなと思う。上司の理不尽な命令も、厳しい社会では致し方ないことなのかもしれないし、そんな理不尽さがまかり通ってしまう世の中でもあるわけだから、人に同情したり、正義感に燃えていたりしたら、絶対に出世できないだろう。生半可な常識なども通用しない。自分が一生懸命にがんばれば何とかなるというレベルの話でもない。

会社勤めの経験がある人で、これを読んだ多くの人が、「そうそう!」と頷いているんではないだろうか。そういう私にも、この本に書いてあるような経験がひとつやふたつではない。世間には、信じられない「バカ」上司というのがいるものなのだ。何でこんな人が偉い顔をしてるんだろう?と思うが、そういう人だから出世しているのだ。いちいちあげたらきりがないので、ここに書くのはやめておくけれど、そりゃもう、聞くも涙、語るも涙の話ばかりだ。

この話では、最後は主人公アンドレアが、鬼上司ミランダに悪態をついてクビになるのだが、それでもアンドレアの人生は良い方向に向かっていく。実際、そういうラッキーな人は稀だろうと思う。話として、ハッピーエンドにならなければむごい!とは思うが、そんなに甘くはないのが実際の人生だ。

毎日、「バカ」上司にムカついている人は、この本を読めば少しは発散できるかも?いや、発散まではできないが、同病相哀れむというか、「そうそう、そうなのよ!」と思うだけで、多少は慰めになるかもしれない。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Devil Wears Prada』/Lauren Weisberger (著)
ペーパーバック: 320 p ; 出版社: Broadway Books ; ISBN: 0767914767 ; (2004/04/01)
Book Description
歴史に並みいる上司にしたくない上司のなかでも最低最悪の上司を描いた、愉快でおしゃれな小説。

大学出たてのいなか娘アンドレア・サックスは、「百万人の女の子が羨望のまなざしを贈る」職をものにした。ランウェイ誌の編集者として大成功を収めた、かの有名なミランダ・プリーストリーのアシスタントに採用されたのだ。

アンドレアが勤務することになった編集部は、どこを向いても「プラダ!」「アルマーニ!」「ヴェルサーチ!」という叫び声が飛び交い、信じられないほどスレンダーで、胸がきゅんとなるほどおしゃれな女性たちと、長年の熱心なジム通いの成果を見せつける、細かいリブ編みのタートルネックセーターとタイトな革パンツ姿のさっそうとした男性たちであふれかえっていた。ところが、その流行の最先端を行く洗練された編集部員たちのだれもが、ミランダの一声でいともたやすく、おびえてべそをかく子どものようになってしまう。

いわゆる「鬼上司」に対するぐちを、思いきり笑える魅力的な物語にしたてあげたのが『The Devil Wears Prada』だ。そこでは、新聞のゴシップ記事や、コスモポリタン誌の愛読者が集まるトレンディーなカクテルパーティーでの噂話でわずかにかいま見られるにすぎない、上流階級の人々の暗く悪魔的な裏の顔が、すがすがしいほど無邪気で機転のきいたアンドレアの語り口で暴露されていく。

まだ店頭に並んでいない「ハリー・ポッター」の最新作をパリに住むミランダの子どもに自家用機で届けたり、いつかミランダがちらりと見かけて惚れこんだという年代ものの洋服だんすを売る、名もない骨董品屋を捜したり、舌が焼けるほど熱い、好みの温度ぴったりで、ミランダにカフェラテを出さなければならなかったり、アンドレアには毎日が試練の連続だった。それも日中にとどまらず、電話であれをしろ、これをしろとどなりまくられて、仕事が深夜におよぶこともしばしば。そんな仕打ちに耐えているのも、目当ての雑誌社でいい仕事にありつくため、ミランダに推薦状を書いてもらうというご褒美を期待しているからだ。

しかし、最初はちょっと受け入れがたいという程度だった要求が、どう考えても常軌を逸したものにエスカレートするにつれ、アンドレアは気づきはじめる。百万人の女の子が羨望のまなざしを贈るその仕事は、いつかほんとうに私を殺すかもしれない。いえ、たとえ命は助かっても、魂を売りわたすに足る仕事なのかどうか、もう一度考え直さなければ、と。

アメリカ南部のハリケーン

ニューオーリンズをハリケーンが直撃したらしい。テレビではあまり詳しくやっていないのだけど(同じ内容を繰り返しているだけ)、もっと情報が欲しい。まゆみさんや、ジャミールが心配だ。まゆみさんにはメールを出したのだけど、水も電気も止まっているらしいから、メールなど見れるはずがない。電話もできない。本当に心配。

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今日は、ダーが仕事帰りに飲んでくるという連絡があったので、21日から28日まで改装のため休みだった「どん底」に、久しぶりに行く。1階には知っている人がいなかったので、2階に上がり、上野広小路ボブに、ジャミールのCDとZYDECOのCDをかけてもらった。地下はまだ改装中なので、純ちゃんが2階で、サンセ君が1階にいた。

最近、あまり楽しく飲めない。話したいことが話せない欲求不満もあるかも。だって、誰も外国文学の好きな人はいないし、ましてやアメリカ南部の話など、誰も知らない。今回のハリケーンのことだって、私にはとても身近だが、みんなにとっては、どこか遠くの知らない国のことみたいだ。

青山先生のクラスの人でも、南部の話には花が咲かない。というのも、たぶん南部が好きなのではなく、青山先生ファンであるだけなんだろうと思うから。だから、後期に「南部映画祭」が開かれるのをとても楽しみにしている。南部生まれのバーダマン先生がいるから。今度のハリケーンは、バーダマン先生にもショックだろうなと思う。

August 29, 2005

読者の正しい反応?

パトリシア・ハイスミスの 『世界の終わりの物語』 の訳者あとがきを読んでいたら、「(ハイスミスは)書いてはいけない危険なものを書いてしまった」とあった。ちょっと待てよ、いつ出された本なの?と思って見たら、2001年であった。言論の自由がなかったというような大昔の話ではない。

そのあと、「こうした作品群は書いてはいけない小説であり、読んで笑ってはいけない小説である。それでは読んで笑ってはいけないのなら、どういう反応をするのが正しいか。実は、正しい反応の仕方はない。なんとも居心地が悪くなって、読まなければよかったと思い、読んだことを忘れるしかおそらく手だてはないだろう」とある。

この訳者は、ハイスミスが嫌いなのか?こんなことを言うくらいなら、訳さなければいいのにと思う。第一、「読んで笑ってはいけない」とか「どういう反応が正しいか」なんて、ものすごくナンセンスじゃないかと思う。読者が100人いたら、100人それぞれの反応があっていいはずだし、その中には、もちろん笑う人もいるだろう。

これはきっと一種の冗談で、このあとに正反対のことでも書いてあるんだろうと思ったら、そういうこともなく、結局のところ、大真面目にこうしたことを言っているのだ。嘘でしょ!?という感じ。よほどお堅い翻訳者なのか?

この翻訳者は、ハイスミスは「意地悪婆さん」であり、「冷ややかな世相ウォッチャーとなったハイスミスは、いったいどのように晩年を暮らしたのだろうか。誰から嫌われてもいいと腹をくくって生きていたのだろうか。そんな想像をしてみると、こちらまで暗澹とした気分になってくる」とまで言っている。

最後には、この本には関係のないところから作品を引っ張り出してきて「・・・ハイスミスの心の中には、きっとそんな日溜りのような世界があったのだ。少なくとも、わたしはそう信じたい。そう信じないと、作者も読者も救われない」とある。

なんだろうな、このあとがきって・・・。私は、ハイスミスが意地悪婆さんとも思わなかったし、キレのいい風刺が冴えてる!と思っていたくらいだから、このあとがきにはびっくりした。小説家は、社会的にも政治的にも無難なことだけ書いていればいいというのか?例え、思想的に偏った小説だったにしても(ハイスミスの思想が偏っているわけではないが)、読者がそれを読んでどう感じるかは、「・・・してはいけない」などと言われることではないだろうと思う。

しかし、「読まなければよかったと思い、読んだことを忘れるしかおそらく手だてはないだろう」などと言わなければならない本ならば、翻訳の仕事など請け負わずに、読者の目から隠すほうに尽力すべきじゃないのか?と思いもする。最後まで読んだ読者に対して、こんな言い方はないだろうと思う。非常に気分が悪い。翻訳者も一読者として考え、個人の感想として読めば、それはそれで構わないのだが。

ちなみに、裏表紙にある若島正氏の解説には、「おそろしく、おかしく、おぞましく、そしてとびきりおもしろい」とある。私も、未来を的確に予言しているような(実際に現在のことではないかと思えるような作品もある)鋭い風刺は、秀逸だと思っている。そう思う私は「意地悪婆さん」なのか?


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Big Book of Su Doku 1』/Mark Huckvale (編纂) ¥939
ペーパーバック: 198 p ; 出版社: Newmarket Pr ; ISBN: 1557047030 ; (2005/08/30)

とりあえず休養

このところバタバタと忙しかったし、何といっても体調不良時期2日目だし、今日は休養と称してだらだら過ごす。ダーは仕事に行くのかな?と思ったら、家でやるとかでPC部屋も占領されちゃったし、しょうがないので、昨日届いたCDを聞きながら、また新しく届いたパズルなんかをしていた。

しかし、体調不良時期は頭も回らないので、簡単なパズルでもうっかりミスしてしまう。お腹だけでなく、いい加減頭も痛くなってきた。昨日からだいぶ鎮痛剤も飲んでるし、だるい。

夕方から英会話のノートを整理し始めたのだが、あまり進まず。読書もダメ。こういう日は早く寝るに限る・・・とは思うものの、サイトの更新とか、いろいろたまっていることもあって、それが気がかり。とにかくPCが使えなくちゃ話にならないんだけど、仕事じゃしょうがない。無線LANを使うって計画は、どうしたんだか・・・。

ZYDECOのCDのおかげで、イライラせずに済んでいるのがせめてもの幸いかな。やっぱり、ニューオーリンズに行きたいなあ~。

August 28, 2005

ZYDECO最高!

昨日届くのではないかと楽しみにしていたのに、届かなかったので、すごくがっかりしていたCAJUN&ZYDECOのCDが届いた。早速聴く。演奏している人も楽しそうだし、聴いてるほうも楽しくなるし、これってやっぱり最高!

実はこの2枚の中に、「ジャンバラヤ」が3曲入っている。どのミュージシャンの「ジャンバラヤ」も、それぞれ個性があって、甲乙つけがたい。日本ではZYDECOをやるバンドは少なくて、コミックバンドかと勘違いされたりもするが、そういう状況が非常に残念。機会があれば、自分でもやりたいくらい。

ところで、「CAJUN」と「ZYDECO」は、どこがどう違うのだろう?と思っていたが、ZYDECOはアコーディオンと、胸にかけて演奏するウォッシュボード(ラブボード)を使うところが違うんだろうなと思うくらいで、はっきりした違いはわからなかった。でも、ケイジャンはフランスから来た移民がルーツなので、フランス語の歌詞が多い。それに、アフリカ音楽も混じっている感じだ。でも楽しくていいなあ。

女性が歌っている曲もあるのだが、基本的に男っぽい感じ(マッチョなゲイでもいいが)。シャンソンとかはあまり好きではないのに、こちらのフランス語はいい。簡単そうに聞こえるけれど、リズムを取るのが難しそうだ。

今回購入したCDは、どんなものか全くわからずに買ったのだが、2枚ともアタリだった。すごく気にいった。演奏しているミュージシャンの中に、「The Cajun Playboys」というのがいるが、それを見て、ニューオーリンズのレストラン、ケイジャン・キャビンで演奏している「Mitch Cormier and the Can't Harldly Playboys」というバンドの名前を思い出した。バンド名が超笑える。私たちが見たバンドがそのバンドだったかどうかは定かではないのだが。

CAJUNとかZYDECOには、カントリー・ミュージックの要素も混じっているらしいので、私って、カントリーも好きだったのか・・・と思って「カントリー・ロード」を聴いてみると、あれにはウェスト・ヴァージニアが出てくるから、なんと南部の歌だったんだ!と改めて思った。

が!ウェスト・ヴァージニアはヴァージニア州西部のことかと勝手に勘違いしていたのであって、ヴァージニア州の隣に、ちゃんとウェスト・ヴァージニア州というのがある。こちらは南部ではない。アメリカ南部はどこからどこまでかというのも最近ようやくわかったくらいなので、てんでいい加減なのだ。そうなると、ウェスト・ヴァージニア州は北部?東部?いや、中西部?このあたりもまた定かではない。でもまあ、ウィリー・ネルソンのコンサートでも感激してたんだから、やっぱりカントリー・ミュージックも好きなんだな。

さて、せっかく金曜日に新しいクーラーがついたのだが、何かと忙しくて、あちらこちらの更新がたまっている。読書もそっちのけ・・・と思っているうちに、体調不良時期。でも、ZYDECOのCDがあるので、なぜか気分良し。あのリズムがツボかも。


◆Amazonから [Music CD]

Best Of Louisiana Cajun Classics : Cajun & Zydeco's Greatest Artists [COMPILATION] [FROM US] [IMPORT]/Various Artists ¥2176
CD (1995/01/30)
オリジナル盤発売日: 1989
Mardis Gras - ASIN: B000005XDU
INDEX
1. JOLIE BLONDE/Balfa Brothers
2. TWO STEP de LACASSINE/Balfa Brothers
3. LA VALSE de DEUX FAMILLES/Dewey Balfa
4. HOMMAGE AUX FRERES BALFA/Beausoleil
5. POT-POURRI CADJIN/Beausoleil
6. JAMBALAYA/Doug Kershaw
7. BUCK'S NOUVELLE JOLE BLON/Buckwheet Zydeco
8. ZYDECO SONT PAS SALE/Clifton Chenier
9. TWO STEPPIN THE TWO STEP/Rockin Sidney
10. ZYDECO GRIS GRIS/Beausoleil
11. JOE PITRE/Zachary Richard
12. JAMBALAYA/Zachary Richard


Super Cajun!: TBest of Cajun/Zydeco [COMPILATION] [FROM US] [IMPORT]/Various Artists ¥2176
CD (1996/11/19)
オリジナル盤発売日: 1996/12/31
Mardis Gras - ASIN: B000005XF8
INDEX
1. DANCE, Cajun, Dance!/The Cajun Playboys
2. BOSCO STOMP/The Cajun Playboys
3. JAMBALAYA/Waylon Thibodeaux
4. GRAND MAMOU/Waylon Thibodeaux
5. HOUND DOG ROLL/Jude Taylor
6. ZYDECO MACARENA/Jude Taylor
7. MIDNIGHT MOOD/The Zydeco Hurricanes
8. BARNADETTE/Fernest Arceneaux
9. JOLIE BLONDE/Fernest Arceneaux
10. PETIT OU LA GROSS/Waylon Thibodeaux
11. BIG TEXAS/The Cajun Playboys
12. COLINDA/The Cajun Playboys
13. PERRODIN TWO STEP/Waylon Thibodeaux
14. ALLONS A LAFAYETTE/The Cajun Playboys

CAJUN&ZYDECOのCD届く

Amazonから、待ちに待ったCAJUN&ZYDECOのCDが2枚届く。1枚は、クラシカルな曲だけど、「ジャンバラヤ」は2曲入っているもの。もう1枚は、比較的新しいノリのいいやつで、これにも「ジャンバラヤ」が入っている。

「ジャンバラヤ」を違うミュージシャンで3曲聞いたのだけど、みなそれぞれ個性があっていい。というか、このジャンル、素晴らしい!自然にリズムに乗っちゃって、気分がハイになる。すっごく楽しい。今日から体調不良時期に入ってしまったのだが、これを聞いてると、落ち込まなくてすむ。

でも、ゴルフから帰ってきたダーに聞かせたところ、全然反応なしで、がっかりした。なんだ、面白くないなあ。ニューオーリンズでは、ノリノリでウォッシュボード(ラブボード)をかき鳴らしていたくせに。それを見て、こういう曲なら二人で楽しく聞けるなと思ったのに。。。ぶぶぶ!

ていうか、ZYDECOやりたい!演奏してる人もハッピーで、聞いてる人もハッピーになる音楽っていい。またこのリズムが妙に合ってる感じなんだなあ。ツボにはまったって感じ。ジャミール・シャリフのジャズもいいけど、ZYDECOはすっごく楽しいよぅ~。

というわけで、このところ読書がまったく進まない(と定期的に言ってる気がするが)。ゼイディ・スミスとキアラン・カーソンは、図書館の返却日までに読むのは絶対無理そう。借りてると落ち着かないので、とりあえず延長せずに返そうと思っている。ブッククラブの課題も手付かずだし。

August 27, 2005

アーヴィングの朗読テープ

マイアミから、アーヴィングの朗読テープが届いた。これはマーケットプレイスにオーダーしたもので、海外から送ってくるので、こちらははなから2週間くらいはかかると了承していたのに、品物も届いていないのに、Amazonから「早く評価をしろ」と催促されてうんざりしていたものだ。

商品は新品で、出品者にも何の問題もなかったのだが、Amazonのほうで、そういう商品をどう取り扱っているのか、またしても「Amazonていい加減なんだな」と思う出来事だった。

何はともあれ、アーヴィング自身が朗読しているテープだから、これはお宝。読んでいる作品は、『ガープの世界』の作中作である「ペンション・グリルパルツァー」。内容は、『ホテル・ニューハンプシャー』っぽいといったところか。

ロンドン行き、一時は決定かと思ったが、日程が合わずキャンセルすることに。病院に行ったついでにHISまで行き、キャンセルしてきた。やはり、私にはヨーロッパは遠いということかも。

ニューオーリンズのまゆみさんからメールがあり、ジャミール・シャリフが「上を向いて歩こう」をマスターしたがっているので、メロディと歌詞を教えてあげているとのこと。「今度来るときには、きっとマスターしてますよ」と言われると、すぐにでも聴きに行きたくなってしまう。ジャミールの「スキヤキ」は、どんな感じなんだろ~?


〓〓〓 BOOK

◆マーケットプレイス

『Pension Grillparzer (Plants & Gardens)』 [Audio Tape]/John Irving (著・朗読)
価格: ¥1914
マーケットプレイス(新品): ¥728+送料¥340=¥1068
(Miami, Florida Caiman America) 
カセット: 出版社: Audio Partners ; ISBN: 0945353391 ; (1989/12/31)

今日も野球観戦

立原さんと電話で相談して、10月のロンドン行きはとりあえずキャンセルすることに。昼間、病院に行ったついでに、HISに行き、キャンセルする旨を伝える。その際、ロス行きのツアーで安いのがあり、ちょっと状況だけ聞いてみた。ロスもいいんだよねえ。やっぱり明るいところがいいなあ・・・。ま、ロンドンとは別件でだけど。とはいえ、ロスに行ったらロンドンへは行けなくなるだろうし。でも、ロンドンは実現しそうにない感じがする。

HISの帰りに世界堂で文房具を買い(ノートとかが2割引になっていた)、薬局に寄り、モスバーガーでお昼(ナンカレードッグ)を買って帰る。昨日もものすごく暑かった(外に座っているだけで、サウナ状態だった)けど、今日も暑かった。病院の先生自体が、具合悪くてお休みだったし。

夕方、ダーが神宮に歩きに行こうというので、また野球を観るならいいよということで、再び横浜×ヤクルト戦を観に行くことになった(スリーイニング・チケットで)。今回もビール&つまみ持参。神宮までの往復はリュックを背負って歩く。試合は、前夜の悪夢再び!またしてもクルーンを目の前で見ていながら、出番なしのサヨナラ負け。牛島、少しは学習しろよ!って感じ。

帰りに四谷三丁目の「麺力」で、辛いラーメンを食べる。暑いので、「ホープ軒」って感じじゃなかったし、野球の後は「ホープ軒」は混んでるし。辛いので、また暑くなる。

夕方、神宮に出かける前に、小松さんに電話。キャンセルの報告。ロンドンは実現しそうにないという感触強まる。ニューオーリンズのまゆみさんからメールあり。ジャミール・シャリフが、「上を向いて歩こう」をマスターしようとしているという話を読んで、またニューオーリンズに行きたくなった。ロンドンなしなら、ニューオーリンズ一人旅は楽勝なんだけど。。。行きた~い、ニューオーリンズに!

August 26, 2005

パトリシア・ハイスミス

パトリシア・ハイスミスは、「リプリー(映画「太陽がいっぱい」の原作)」で有名だが、作品を読んだのは初めて。以前に「INFORMATION BOARD」で取り上げたことがあるのだが、表紙もあまり気にいってなかったので特に読もうとは思っていなかったのに、図書館で見つけたので借りてみたところ、結構面白かった。

ハイスミスは、もともとSFというかミステリというか、そういう作風なので、短編でもそのあたりが自分の好みに合っていたのだと思うけれど、テーマの目のつけどころが面白い。

短編の場合、「目のつけどころ」は重要なポイントだと思う。イタロ・カルヴィーノや、T.C.ボイルなどの短編が好きなのは、みな「目のつけどころ」がいいからだ。それに、一昔前のスタイルと言ってしまえばそれまでだが、ハイスミスの短編は、起承転結がはっきりしていてわかりやすいというのもある。

さて今夜は、神宮にて野球観戦。台風一過ですがすがしいかと思いきや、フェーン現象だろうか、そよとの風もなく、じっとしているだけでサウナ状態。久々の神宮なのに、横浜もサヨナラ負けでがっくり。

帰りに、近頃はまっているZYDECO系の「ジャンバラヤ」でも歌うかと、皆でカラオケに行ったのだが、目当ての「ジャンバラヤ」がなくて、またがっくり。結局二丁目にハシゴして、「ジャンバラヤ」は歌えたものの、今いち乗り切れなかった。寝不足のせいか・・・。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『世界の終わりの物語』/パトリシア・ハイスミス (著), Patricia Highsmith (原著), 渋谷 比佐子 (翻訳)
単行本: 284 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594030602 ; (2001/01)
内容(「BOOK」データベースより)
生体実験の遺体を埋めた墓地に、異常繁殖する巨大キノコ。大海原に展開する、クジラ対人間の死闘。放射性廃棄物の処理に窮した政府が打った秘策と、その恐怖の顛末。国連の援助委員会の入国にむけて、騒動がエスカレートするアフリカの独裁国家。高級高層マンションの巨大ゴキブリに挑む、人間たちの無力な戦い。福祉政策と介護施設によって生きつづける、200歳の老婆。保身に走るアメリカ大統領とその一派が引き起こす、地球終末の序曲…狂った自然と人間のさまざまな崩壊を、晩年のハイスミスが自由闊達にに綴った最後の短編集。おそろしく、おかしく、おぞましく、そしてとびきりおもしろい、世界の終わりの物語。

新しいクーラー

やっと、新しいクーラーが入った。これで一息つける・・・と思ったものの、新しいクーラーを試すこともなく、今日はお出かけ。電話がかかってきたり、業者がクーラーの取り付けに来たりで朝早くから起きていたので、かなり寝不足。夕べ寝たのが(というか今朝)、6時半頃だったし、2時間くらいしか寝ていない。ふらふらする。

今日のお出かけは神宮に野球観戦(横浜×ヤクルト)。ダーの友人と一緒なので、お弁当やおつまみを作っていかなくてはならない。「そんなに気を使わなくていいよ」と言うけど、気を使わないと、お金使わなきゃならないからね。大人4人で球場で飲み食いしたら、かなりの金額になるんだから。ビールも重たいけど、4人分持ち込みよ。

試合は9回まで同点で、最後に横浜のサヨナラ負け。あーあ!横浜ファンはおとなしいから、とりたてて騒ぐこともないけど、目の前でクルーンを見ていながら、出番がないなんて、がっかりだあ。

その後、新宿に出てカラオケ。最近ZYDECOにはまっているので、「ジャンバラヤ」を歌うぞ!と楽しみにしていたのに、「ジャンバラヤ」がなかった。ぢ、ぢゃあ、同じく南部の歌で「カントリー・ロード」は?と思ったら、オリビア・ニュートン・ジョンのしかなくて、キーが全然合わなかった。あ~、発散できない!

とりあえず、友人たちとはそこで分かれ、ダーと二丁目のナチュラルハイへ。そこなら「ジャンバラヤ」があるのはわかっている。どうしても「ジャンバラヤ」が歌いたかったんだよぅ。でも、寝不足で疲れたせいもあって、声がよく出ない。しばらく歌ってないしなあ。やっぱ歌ってないとダメだあ。

小松さんから、日程がきついので10月のロンドン行きはやめるとの連絡。べつに三人でいかなくてもいいからと。あとで立原さんと相談しなければ。

August 25, 2005

本の行方

また台風である。窓を開けると雨が吹き込んでくる。まだクーラーのないPC部屋であるから、いくらほとんど空気が動かない部屋、通気の悪い部屋とはいえ、窓が開けられないのは辛い。

クーラーは、明日取り付けに来る予定。明日までの辛抱だ!と別の部屋で待っているのはいいが、その前にPC部屋の本の山をどかさなければならない。それで大汗かいてしまい、脱力状態。

売るか、捨てるかしろ!

とは、本のことである。和書は近くのBOOK・OFFに売れるからいいのだが(読み終えていれば)、洋書が困る。未読のものは、図書館に「寄付します」なんて言った覚えもあるのだが、重たいので、なかなか持って行けない。

洋書は、新宿通りにある古本屋で買ってくれるそうなのだが、「買ってもいいけど、安いよ」と言われては、なんだか売る気も失せる。そのかわり、そこは読んで筋の付いたPBでも引き取ってくれるそうだ。BOOK・OFFだって、けして高く買ってくれるわけじゃないが、誰か読む人がいるなら、安くても捨てるよりはいいかしらん?と思う。

それにしても、先日BOOK・OFFに東大の英語の教科書を売りに行ったら(柴田元幸氏編集のもので、普通に書店で売っている)、買ってくれなかった。全然読んでないんだから、新品同様なのに!って、東大の教科書なんか、せっかく買ってもどうせ勉強しないということが丸分かり。(^^;

しかし、一生懸命集めた本を、まるでゴミか何かのように、処分しろ!というアポロ13号は、鬼である。たしかに、手に入れるのが楽しいのだとも言えるが、それでも、私にとって本は宝なんである。他人にはゴミに見えても、私にはブランド品なんかより何十倍もの価値がある。

『指輪物語』のコレクションか、ヴィトンのバッグか、どちらかを捨てなければならないと言われたら、迷わずヴィトンを捨てる。アポロ13号に、『指輪物語』かゴルフのドライバーかと聞いたら、迷わずドライバーを選ぶだろうというのと同じだ。

ともあれ、今図書館で借りている本を読み終えたら、その後は家の中の本を読むことに専念し、読み終えた和書は、どんどん売り払おう。BOOK PLUSも、もうどんづまりでなかなか出てこないから、「BOOK PLUS全巻読みます」計画は終了ということにして、せっかく全巻揃えたんだけれども、思い切って売ってしまおうっと。

台風11号

台風が近づいている。夕方買い物に行ったら、もあ~っとした湿った空気が重たくていやな感じだった。カレーにしようかなと思っていたんだけど、匂いがこもりそうなので、やめた。

明日はクーラー取り付け工事があるのだが、今日は台風のせいで、窓から雨が吹き込んでくるため(まだそんなに強くはないけどたまたまそういう風向きなんだろう)、窓を開けられないのが辛い。取り付け工事のために部屋にある本などを片付けなくてはならず、大汗かいてしまった。

立原さんと、ロンドン行きの件でメールのやり取り。お互いにいろいろ気を使っているので(そうは思っていなくても)、なかなか決まらないのかなあ。やはり、だんなや家族と行くのとは勝手が違う。

こうしてみると、アメリカの情報というのは、知らないうちにどんどん入ってきているようで、あそこに行きたいとか、ここに行きたいというのはすぐに頭に浮かぶのだが、ヨーロッパのほうは、てんで浮かんでこない。ロンドンは、山本さんがいるからという理由で行くわけなんだけど、そんなことでもなければ、特に興味のある場所というわけでもなく、それがなければ、やっぱりアメリカに行くだろうなと思う。

ハリポタを目当てに行っても、何か実物があるわけじゃなし、キングスクロス駅の9と3/4番線だって、この間にあることになっているんですよということだけで、実際にあるわけじゃないんだから。そこにホグワーツ特急でも飾ってあるならまだしもだけど。「指輪物語」だって、全く架空の世界の話だし、ロンドンというよりは、スコットランドとかのほうが雰囲気は近いんだろうな。

で、ロンドンの地図というのが、ネット上でも一目で全体を見れるものが見つからない。それだけ広いということなんだろうけど、ニューオーリンズやニューヨークなんかのほうが分かりやすい。とにかく地理的なことがわからないと、ホテルを決めるにも困ってしまうので、まずはガイドブックを買わないといけないだろうかと。

ともあれ、ネットで検索したりするのは、クーラーが入ってからでないとダメダメ。明日は夕方から神宮で野球だし、結局どうなるんだろう?

August 24, 2005

ロンドン行き

ロンドンから一時帰国中の山本さんと、立原さん、小松さんという青山先生のクラスの友人に会う。実は、この秋に皆でロンドンに行こうという話があり、たまたま格安航空券を見つけたこともあり、一挙に実現に向かって話が進み始めたのだ。

山本さんに、いろいろロンドン事情を聞きながら、どうやら行くことになりそうな話になった。帰りにHISに寄って、航空券のことなど相談したので、まだはっきり決定したわけではないが、たぶんこれで進んでいくだろう。


山本さん、ホテルのボールペン&アーヴィングの記事が載っている雑誌、ありがとうございました!立原さん、おいしいお煎餅、ありがとうございました!

あ、小松さんに、パトリシア・ハイスミスの話をするのを忘れた!せっかく会う前に読んでいたのになあ・・・。

ロンドン行き決定?

ロンドンから一時帰国している山本さんと、立原さん、小松さんに新宿で会う。立原さん、小松さんとは、この秋にロンドンに行こうかという話になっていて、山本さんにアドバイスしてもらいながら、計画を話し合い、とりあえず行く方向で旅行社に行ってみようということに。

HISで、ロンドン直行便59000円というのがあって、これは結構破格の値段でしょうということで、一応行くということにして、押さえるだけは押さえた。土曜日までにはっきり決めて、予約金を払わなければならないのだが、どうなることやら~。

HISでは、前回ニューオーリンズの時にお世話になった、梅本さんにまたお願いした。ニューオーリンズはとてもよかったけど、ニューヨークのホテルのことで、ちょっと嫌味を言っちゃった。そのホテルがボストンへのオプショナルツアーの集合場所だったので、こちらで指定したのだから、文句は言えないけど、あんなホテルを紹介していたら、HISの評判も落ちるんじゃないか?

HISで相談後、3人でダブリナーズへ。結局、行くということになったんだよね?まだよくわからない私。というか、小松さんがビジネスクラスで行くというので、そうすると飛行機が別の便になる可能性が大なのだ。それが一番の問題になっていると思うのだが、なんとなくはっきりしない状態のまま別れる。

その後、21日から28日まではどん底が休みなので、HAVANAに顔を出し、それからDMX、ナチュラルハイにはしごする。家に帰るときに、雨がポツリ、ポツリときて、帰ったとたんに土砂降り。危なかった。危機一髪だ。

August 23, 2005

『新訳アンクル・トムの小屋』

図書館に本を返却しに行った。その前に、アリステア・マクラウドのもう1冊の短編集『冬の犬』を大急ぎで読む。ジーン・ウルフの『ケルベロス第五の首』は、結局読了できなかった。読み始めたはいいが、話に入り込む前に返却期限が来てしまったのだ。期間を延長するほどのめりこんでもいなかったので、あっさり返してしまった。なんとなく、自分自身がSFを読む雰囲気じゃなかったし。

このところ新しい本も続々届いていて、そちらのほうに気が行ってしまっているため、今借りている本(ゼイディー・スミスとキアラン・カーソン)に、全く興味がわかなくて困っているというのに、なんとなく図書館から手ぶらで帰るのももったいない気がして、また3冊借りてきてしまった。

あっちを読んだり、こっちを読んだりして、全然集中していない。特に短編集を読んでいるとそうなりやすいので、私の場合は要注意なのだ。短編集は、ひとつの話が終わっていれば、途中で他の本を読んだって一向にかまわないわけだから、ついつい気を引かれる本があると、そちらに行ってしまって、肝心の短編集は、なかなか読了できない羽目に陥る。そういうわけで、短編集はなかなか片付かないから(物理的にも)厄介なのだ。

今日読んだマクラウドの本は、とにかく今日返すのだからと、一気読みした。私って、こんなふうに切羽詰らないと、短編集は読み終えられないのかも。

で、今日借りたのは、よりにもよって『新訳アンクル・トムの小屋』である。大判の単行本で、とっても分厚いやつだ。これだけで2週間かかってもおかしくないよというくらいの本だが、計算によれば、3日ほどで読まなくてはならないことになっている。この本の場合は、読了できなければ延長する気でいるのだが。

ニューオーリンズのプランテーションハウス(オークアレイ)のショップで、この「アンクル・トムの小屋」の原書がたくさん売っていた。実は私もWordsworth版のPBで1冊持っているのだが、これはハードカバーのほうがいいなあと思い、ぜひとも買って帰りたかったのだが、持って帰ることを考えて、ここでも諦めた。

それと、ニューオーリンズに行く前に借りて読み始めたが、途中で出発日が来てしまい、やむなく返したジュリー・スミスの『死者に捧げるジャズ』もあったので(大久保図書館の蔵書なのに)、それも借り、以前からちょっと気になっていたパトリシア・ハイスミスの本も借りた。ちなみにこれも短編集だ。

昨今、海外でも日本でも短編集が増えた。短編のほうが気楽に読めると思われているのだろうか?私の場合は、短編のほうが難しいし(書くのも読むのも)、1編ごとに気持ちが途切れてしまうため、長編よりも読みづらいと感じているので、こういう状況は非常に困惑する。上手い作家の短編は大歓迎だけれど。

ちなみに、「リプリー(太陽がいっぱい)」で有名なハイスミスは、昨今の作家に入れるべきかどうか?現代の作家とはいえ、すでに亡くなっているし、今現在活躍しているわけではないので、いわゆる昨今の作家には入らないだろうと思うけれど。

というわけで、「アンクル・トムの小屋」みたいな長編のほうが、物語の中にゆっくり身をおくことができ、気持ちも徐々に高めていけるので、個人的には大好きなのだ。だから、こういう本を逆に何分冊にもしてしまう行為というのは、あまり賛成できないし、はっきり言えば嫌い。もとが分厚いなら、分厚いままでいい。持ち歩けないというなら、持ち歩き可能な別の本を読めばいいだけのことだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『冬の犬』/アリステア・マクラウド (著), 中野 恵津子 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 262 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900374 ; (2004/01/30)
出版社/著者からの内容紹介
カナダ東端の厳冬の島で、祖先の声に耳を澄ませながら、人生の時を刻む人々。彼らの傍らには、犬、牛、馬、鷲などの動物たちが、いつもあった。人生の美しさと哀しみ、短篇小説の気品に満ちた8編。
目次
すべてのものに季節がある
二度目の春
冬の犬
完璧なる調和
鳥が太陽を運んでくるように
幻影

クリアランス


◆図書館貸し出し

『新訳 アンクル・トムの小屋』/ハリエット・ビーチャー・ストウ (著), 小林 憲二 (翻訳), Harriet Beecher Stowe
単行本: 628 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 明石書店 ; ISBN: 4750310832 ; (1998/10)
内容(「MARC」データベースより)
これまで不当に低く評価されてきた「アンクル・トムの小屋」。合衆国の過去と現在を正しく知るためにこの作品を読むという意味で、最良の新訳。作品と作者の綿密な解説、黒人文化・社会史年表等資料を付す。

『死者に捧げるジャズ』/ジュリー・スミス (著), Julie Smith (原著), 長野 きよみ (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 437 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016518 ; (1997/07)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズ伝統のジャズ・フェスティヴァルを数日後に控えた四月のある夜、祭りのプロデューサーであるハム・ブロカートが自宅で刺殺体となって発見された。気さくな人柄で誰からも愛されていた彼をいったい誰が?それと時を同じくしてハムの異母妹メロディが忽然と姿を消した。彼女が兄を殺した犯人なのか?それとも殺人を目撃して犯人に拉致されたのか?メロディの行方を捜す女刑事スキップは、やがてブロカート一族にまつわる過去の痛ましい出来事を掘り返すことに。

『世界の終わりの物語』/パトリシア・ハイスミス (著), Patricia Highsmith (原著), 渋谷 比佐子 (翻訳)
単行本: 284 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594030602 ; (2001/01)
内容(「BOOK」データベースより)
生体実験の遺体を埋めた墓地に、異常繁殖する巨大キノコ。大海原に展開する、クジラ対人間の死闘。放射性廃棄物の処理に窮した政府が打った秘策と、その恐怖の顛末。国連の援助委員会の入国にむけて、騒動がエスカレートするアフリカの独裁国家。高級高層マンションの巨大ゴキブリに挑む、人間たちの無力な戦い。福祉政策と介護施設によって生きつづける、200歳の老婆。保身に走るアメリカ大統領とその一派が引き起こす、地球終末の序曲…狂った自然と人間のさまざまな崩壊を、晩年のハイスミスが自由闊達にに綴った最後の短編集。おそろしく、おかしく、おぞましく、そしてとびきりおもしろい、世界の終わりの物語。

雷が延々とゴロゴロしている中、時々どしゃ降り

今日は、時折思い出したように、雨が激しく降っていた。その隙をぬって図書館に本を返却に行く。この雨って、台風?横浜スタジアムでも、試合途中で大雨になり、そこでゲーム終了。その時点で勝っていたのだが、得意のサヨナラ負けにならずに済んだ。

ていうか、金曜日に神宮に横浜×ヤクルト戦を観に行く予定なんだけど、やっと横浜が神宮に来るんだから、雨なんか降らないでよぉ~!神様、お願い~!って感じ。

このところ、新しい本も続々届いているし、結構いっぱいいっぱいなのに、図書館に行くと、どうしても手ぶらでは帰ってこれない。今日もまた3冊借りてしまった。そのうちの1冊は、ハリエット・ビーチャー・ストウの「新訳アンクル・トムの小屋」で、資料も付記されているから、大判で分厚い。

でも、今借りているものを先に読まなくてはならないので、「アンクル・トムの小屋」は、ダーが先に読むことになった。いつもなら、普通の単行本でも読みにくいと言って、文庫本しか読まないのに、この大判で分厚い単行本を、ほんとに読むのか・・・?

それにしても、自分の本をどんどん処分しなくちゃならない状況なのに(家が狭いから、売れるものは売る、捨てるものは捨てなきゃ)、なんで借りちゃうかなあ・・・?でも、その場では、今ここで借りなきゃいけない!みたいな気持ちになってしまうんだな。

明日はロンドンから帰ってきた山本さんと会う。小松さん、立原さんも一緒。そうだ!UKのマーケットプレイスで買ってもらった、マキャモンの本の代金を忘れずに払わなければ!

August 22, 2005

ダグラス・マッカーサー

私はマッカーサー元帥に少なからぬ憧れを抱いており、以前からダグラス・マッカーサーに関することを知りたいと思っていたのだが、マッカーサー研究書はたくさんあるものの、どれを読んだらいいのか、皆目見当がつかなかった。

それと、とある必要性から、息子であるアーサー・マッカーサーについても知りたいと思っていたのだが、こちらは本人は存命中であるにもかかわらず、行方知れずという状況で、情報は故意に消されたかのように、全くない。ジャズ・ミュージシャンで、最近では母親が亡くなった時、お葬式に現れたのが最後というくらいしかわからない。ともあれ、息子について知るにも、まずは父親のマッカーサー元帥のほうからと。

とりあえず、目に付いたものを片っ端から読めばいいのかもしれないが、今年「アラブとイスラエル」の授業をしてくださった近藤先生が「歴史は主観的な学問である」とおっしゃっていたし、そうなると、その歴史に関わった本人が書いたものが一番的を射ているのではないか?と思い、マッカーサー本人の回顧録を買ってみた。

逆に、本人だからこそ良い事しか書かないというのもあるだろうが、私の目的のためには、それでもいいのだ。本人が言っているのだから、間違いないという説明ができれば、それでいい。今すぐ読めるかどうかは疑わしいが、とりあえず一歩進んだという感じ。

それから、黒原敏行氏の翻訳本が2冊出たので、それもまとめて購入。で、その中の1冊の『驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!』という本だが、タイトルを見ると、なんだハウツー本かとも思うが、ところがどっこい!の本なのだ。これはれっきとした小説で、しかも桁外れに面白い。これはノンフィクションなのか、いややっぱりフィクションだよねという感じ。こちらもすぐに読む予定ではなかったのだが、パラパラと最初を読んだだけで、うっかりはまってしまった。

黒原氏と言えば、コーマック・マッカーシーの「国境三部作」や、ジョナサン・フランゼンの『コレクションズ』、最近ではマイケル・ムーアの『華氏911』などの翻訳で有名だが、いつも感心するのは、本によって文体が全く違うことだ。「この人の翻訳は、みなこういう感じ」という翻訳が多い中で、これは素晴らしいことだと思うし、常に勉強を怠らない翻訳家の鑑というようなものだと思う。

今回のA.J.ジェイコブズは、「黒原氏に翻訳してもらって嬉しい。黒原氏は僕よりも英語が上手いから」と言っている。そりゃ経歴が経歴だけに、当然英語は上手いでしょうよと思うが、翻訳は英語が上手いだけでできるものではないというのは誰もがわかっていることだろう。黒原氏の場合は、作品の雰囲気を日本の作家に置き換えたらどんな感じかと、日本語の語感を大事にしているところが、毎回文体を変えることのできる要因だと思う。

それはともかくとして、この『驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!』は、硬くなった頭を柔らかくし、なおかつ知識も身に付くという一石二鳥の本である。さらに、爆笑のおまけつき!ちょっと冴えない毎日だなと思う方は、ぜひこの本をお試しください。

ついでに、アニータ・シュリーヴの本は、またしても不倫話だった。考えてみれば、読んだ本は全て不倫話。「アニータ・シュリーヴ=不倫」という図式で固まってしまいそうだ。今回は、45歳の大人同士の恋の話だが、設定にだいぶ無理がある。最後には、どうしても一緒になれないことがわかる悲しい幕切れになるのだが、そういった切なさの描写は、『マディソン郡の橋』のほうが秀逸だった気がする。『マディソン郡の橋』も、けして好きな話というわけではないのだが、この本よりは数倍ましだなと。

この本の中の、いい大人の男女の手紙のやり取りを読んで、鳥肌ものだと思っていたのは私だけかな?これって、日本語訳にも難があるのかもしれないが、女性のほうは詩人という設定であるにもかかわらず、全然素敵な文章じゃなかった。詩人だから素敵な手紙が書けるというわけでもないんだろうけど。極端に言えば、ちょっとキモい。私は照れ屋だから、こういうのは読んでいて恥ずかしくなってしまってダメ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『いつか、どこかで』/アニータ・シュリーヴ (著), 高見 浩 (翻訳)
単行本: 315 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900420 ; (2004/10/28)
カバーより
男がふと目にした詩人の写真は、あの夏の少女の面影を残していた。14歳の二人がサマーキャンプですごしたときめきの一週間から31年。ともに家庭に切実な問題を抱える大人となった彼らが果たした再会は、甘美にして狂おしい運命への序章となった─。『パイロットの妻』の著者が描き切る、感情の機微と官能の焔。


◆Amazonから

『影の王国』/アラン・ファースト (著), 黒原 敏行 (翻訳) ¥840
文庫: 456 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 講談社 ; ISBN: 4062751712 ; (2005/08/12)


『驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!』/A・J・ジェイコブズ (著), 黒原 敏行 (翻訳) ¥1200
文庫: 701 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4167651521 ; (2005/08/03)


『マッカーサー大戦回顧録(上)』/ダグラス・マッカーサー (著), Douglas MacArthur (原著), 津島 一夫 (翻訳) ¥1000
文庫: 274 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 中央公論新社 ; ISBN: 4122042380 ; 上 巻 (2003/07)
内容(「BOOK」データベースより)
太平洋戦争において極東軍司令官として米軍を指揮し、終戦後は連合国軍最高司令官として占領日本に君臨したダグラス・マッカーサー。彼が晩年自らの自で綴った「回想記」より、太平洋戦争勃発から日本占領統治に至るまでを抜粋収録。優れた戦略眼とユニークな発想で日本の運命を決した男の肉声を伝える貴重な文献。上巻では真珠湾攻撃からフィリピン撤退、ニューギニア戦を経て戦略を転換させるまでを描く。

『マッカーサー大戦回顧録(下)』/ダグラス・マッカーサー (著), Douglas MacArthur (原著), 津島 一夫 (翻訳)  ¥1000
文庫: 309 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 中央公論新社 ; ISBN: 4122042399 ; 下 巻 (2003/07)
内容(「BOOK」データベースより)
レイテ作戦を経て戦況は転換し、連合国軍はフィリピンを奪還、太平洋を北上し徐々に日本軍を追いつめていく。そしてついに日本は降伏。連合国軍最高司令官として厚木に降り立ったマッカーサーは、占領統治と国家改造という大仕事に着手する。至上の権力を手に日本の運命を決した男はそのとき何を考えていたのか。マッカーサー自らによる「回想記」より、太平洋戦争から占領統治までを収録。昭和天皇との会見シーンも興味深い。

※画像は原書 『Reminiscences』


Amazon.co.jp オリジナルブックカバー(ボルドー) ¥273
(Amazonギフト券 ▲¥273)
文庫: サイズ(cm): 16.2 x 31
出版社: ; ISBN: B0009WHOLM ; (2005/07/11)

ついに新しいクーラーを購入!

今日、ついに新しいクーラーを購入。とはいえ、すぐに取り付けしてはもらえず、最短で金曜日とのこと。今週いっぱいは、猛暑と戦わなければならない。にしても、夏バテしないなあ・・・。今日も帰りに、銅羅で夕食をたっぷり食べてしまった。

というか、居酒屋で安く済ませる方法(あるいは、あまり食べずにすむ方法)は、最初にご飯ものを食べることであると気が付いた。軽いつまみばかり食べていると、いつまでたってもおなかがいっぱいにならない。先に「これはご飯だぞ!」と脳が認識するものを食べてしまえば、必然的にお酒の量も減る。

つまみばかり頼んでいると、量はそんなに食べていないのに頼んだ数で、「たくさん食べてる!」と人にも思われがち。私一人で食べてるわけじゃないのに、「だから太るんだよ!」なんて。なので、先にご飯ものを食べるべし!と。

クーラーを買いにヨドバシカメラに行く前に、用事があって社会保険事務所に行ったのだが、これは区役所ですよと言われ、暑い中を大久保まで歩いていったのにぃ~と、がっくりきた。しょうがないので、再び新宿区役所まで歩き。はあ・・・はあ・・・暑かった!

恥ずかしい話だが、家から大久保、大久保から新宿と歩いたため、パンツがまるでおもらしでもしたように汗でびしょぬれになってしまった。大人になってから「おもらし」はしていないので、果たして正確な表現かどうかはわからないのだが、神宮をウォーキングしていても、こんなにびしょぬれにはなったことがないなあと。それだけ暑かったってことなんですが・・・。はあ・・・はあ・・・マジで暑かった!

しかし、このところクーラーなしのPC作業で、多少は鍛えられていたせいか、特別熱中症になることもなく、無事に帰宅。あ、そうそう!クーラーを購入したポイントで、新しいビデオも購入。ビデオとDVDが両方ついてるやつでも、金額にそうたいした差がないので、両方ついてるやつにしようかと思ったけど、二つあっても映すテレビは1個よというわけで、ビデオのみのやつを購入。今度買い換えるときに、DVDつきのいいやつを買おうかと。<いつ?

August 21, 2005

熱中症気味

まだPC部屋のクーラーが壊れたままなので、暑くて何もやる気がしない。それでも、何やかやの更新はせねばならず・・・かといって、それが何かの得になるわけでもなし。全く、何をやっているのだろう?と疑問。

こんなことをしている間に、あんなこと、そんなことをやったほうが、よほど自分のためにはなるだろうに。でもサイトの更新って、今や日常生活の一部になっているので、突然やめるってわけにもいかないのが困りもの。ていうか、やめても誰も困りゃしないってことはわかってはいるんだけど。。。(汗

ああ、それにしても暑い!今日の室温は32度ですからぁ~!もう熱中症だ。ウォーキングをして体が燃焼しているところに、夕食にお酒というガソリンを入れてしまったので、余計に暑い。明日はクーラーを買いに行く。なんで今日じゃなかったのかな?早く買いに行けばよかったのにとも思うが。夏バテには憧れているのだが、その前に熱中症には耐えられないなあ。

というわけで、もうやってられないので以上終わり!


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Saints And Sinners Of Okay County (Ballantine Reader's Circle)』/Dayna Dunbar (著) ¥1382
ペーパーバック: 319 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345460405 ; (2005/06/28)
From Publishers Weekly
Thirty-something Aletta Honor, the protagonist of screenwriter Dunbar's quirky debut novel, is so pregnant she can't fit behind the wheel of her borrowed pick-up truck, and her husband, a drunk, cheating former high school basketball hero, Jimmy Honor, has left her and their three children. Stuck high and dry in Okay County on the Oklahoma plains in 1976 with a stack of bills piling up and no financial windfall on the horizon, Aletta resorts to peddling burnt, homemade kolaches (fruit-topped pastries) and powder-mix lemonade at the Okay Czech Festival parade. This fails, but when she inadvertently saves a woman's life through a psychic vision, Aletta reluctantly reconsiders using the gift of prescience that she first discovered at age eight to save her and her children from destitution. But her unwieldy supernatural powers often seems more of a curse, and she is never quite sure what someone's passing touch might reveal ("She didn't have any control over what came through. All she did was report it"). Her forecasts of future contentment or visions of painful past events unsettle Okay's upstanding citizens and earn her epithets like "Indian witch" and "psychic sorcerer." As Aletta embarks on her new career as a psychic reader, she's ostracized by Bible-thumping neighbors and forced to confront her mother's shame and an indirectly related family tragedy. Dunbar's no-frills writing style, engaging pacing and cast of kooky saints and sinners make Aletta's unconventional story about taking control of her life a pleasant, all-too-rapid read.
Copyright © Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.

おに平

ウォーキングの帰りに、駅近くの「おに平」でご飯を食べたが、あまりおいしくなかった。値段の割りに量が多いってのが「おに平」の売りなんだけど、それって、お刺身と天ぷらに限りって感じ。たしかに値段は安かったけど、味が薄くて私には合わない。お酒も高い。

灼熱地獄

クーラーが壊れたままのPC部屋は、まるでサウナ風呂のよう。灼熱地獄。外も暑いけれど、この部屋がいかに空気の通りが悪いか、住んで10年以上にもなるのに、全くわからなかった。そよとの風も入ってこない。PCを使うときしかいないから(かなりの時間にはなると思うけど)、暑くても、寒くても、そこで寝起きしているわけではないので、気にしていなかったのだ。

それにしても、何て暮らしにくい部屋だったんだろう!こういう空気の通りが悪い部屋って、いろいろと良くないらしい。どうりで・・・って、書いてしまうと怖くなるので、やめておくけど。

今日は、久々に神宮にウォーキング。歩くのも暑くて嫌だけど、外は風があって、PC部屋よりずっと涼しく心地よく感じた。なんとなく、秋ももうすぐだと感じる日差しになってきたのだけど、それでもまだまだクーラーなしでは辛い。というわけで、明日一番でクーラーを買いに行く。

ニューオーリンズのまゆみさんが、ジャミール・シャリフのCDはプレゼントしてくれるというのだが、それじゃ申し訳ないから払うと言っていたんだけど、「ここはアメリカ式に、あっさり受け取って」といってくれたので、ありがたく頂戴することにする。まゆみさん、ありがとう!

ところで、気になった本をどんどんピックアップしていく 「Bookstand」 というブログをやっているのだが、その中の1冊『最後の宝』という本に、翻訳者の光野多恵子さんからコメントがあった。ただの本の羅列でしかないブログなのに、まさか当の翻訳者からコメントが入るとは思ってもいなかったので、びっくりした。

ああ、暑い・・・早くクーラー買わなきゃ!
「ここは南部だ!」と思おうとしても、やっぱ無理!今更クーラーのない生活などできない。もう、熱中症になってしまう!寝るところのクーラーでなかったのが、せめてもの幸い。

August 20, 2005

『ハサミを持って突っ走る』

ううむ、またPCいじられたかな?少しでも設定を変えられると、やりにくくて仕方がない。好きな時間に使えないし、ストレスは増すばかり。またH"使用のモバイルを買おうか・・・って、その分をイギリスへ行くためにとってあるわけだしぃ。。。何とか、ストレスで脳溢血など起こす前に、この状況を打破せねば。

さてと、オーガステン・バロウズの『ハサミを持って突っ走る』を読み終えた。タイトルに興味を惹かれて、図書館で借りたのだが、とにかく変な話だった。正常とは思えない所での、正常とは思えない人たちの話である。そうなると、「まとも」って何?みたいな感じになってきて、その正常とは思えない人たちの正常とは思えない行動が、普通に正常じゃないかと思えてくるから怖い。

これは、バロウズの13歳から18歳までの、なんだっけ?ええと、まあとにかく自伝的な話ってことで、カバー裏の写真を見てしまうと、「こいつが13歳であんなことをしちゃって、こうなっちゃったの?」みたいな感じで、なんだか気持ちが悪くなってもくるのだが、 ものすごくおまけをして 良い方にとれば、デビッド・セダリスの 『すっぱだか』 のようでもある。

セダリスは大好きなので、他人に「バロウズはセダリス(の作風)に似ている」などと言われたら、たぶん怒ってしまうだろうけど、自分で言う分にはいい。それに、本心からそう思っているわけでもないし。あえて言えばセダリスっぽいけれど、根本的には違うと思っている。なんたって、セダリスは正常とは思えない人の部類ではない。

でも、主人公が飄々としているところや、バロウズのユーモア感覚などは、たしかにセダリスに共通しているかもしれない。しかしこの小説は、猥雑だ。幸か不幸か、主人公が(バロウズがと言ってしまってもいいかもしれないが)あれやこれや経験した年齢を考えると、エログロな部分がかなりどぎつい。セダリスは読み終えるのがもったいない感じがしたが、この本は、何度か途中でやめたくなったりもした。セダリスのほうがはるかに上品であることは間違いない。

かといって、この本が面白くないというわけではなく、バロウズのユーモア感覚はなかなか好きだし、全体としては面白かったのだが、笑って読みすごすことのできなかった猥雑さが、どこか悲しい気分にもさせる。

ともあれ、ストレスがたまってくると、私もハサミでも持って突っ走りたくなってくる。要注意!

無理な読書

PC部屋のクーラーが壊れたまま、何日過ぎたのだろう?暑いからいや・・・と思うまでもなく、ダーが占領しているので、なかなか使えない。ダーが部屋を離れた隙に、暑かろうが何だろうが、さっともぐりこんで、更新作業。たいしたことはやっていないのに、なんか疲れる。

PCが使えない分、読書ができるだろうなどと思っていたが、PCが使えないときには、イライラしちゃって本など読む気分じゃないのだ。でなきゃ、夜中にPC作業をするために、昼寝して体力をためておくか・・・。とにかく、ダーが会社をやめてから、私の血圧は上がりっぱなしなのだ。

にしても暑い!今日もPC部屋の温度は31度。

今日は、黒原敏行氏の翻訳本を2冊と、ダグラス・マッカーサーの回顧録をAmazonにオーダーした。マッカーサーは個人的に好きなのだが、息子のアーサーについての情報を得たいので(本人は生きてはいるが行方知れずだし、情報もほとんどない)、まずは父親研究から。

ジーン・ウルフの『ケルベロス第五の首』(SF)を読み始めたのだけど、やっぱり乗らない。こんなとき、何を読めばはまるんだろう?読みたい本はたくさんあるのだが、とにかく毎日イライラしているので、気分的にダメ。

それでも、図書館には、23日までに4冊返さなくちゃならないし(その中で読み終えているのは1冊だけ)、その後31日までに返す本も超分厚い。絶対無理じゃないかなあと思う。このところ、図書館で借りた本ばかり読んでいるので、返却日ばかりが気になって、余韻を楽しむとか、そういうことができない。だから、読んだそばから、どんどん忘れていく。無駄かも。

というわけで、あんまり無理な読書はしないほうがいい。急かされるのも嫌だし、強制的に読まされる的な気分になるのも良くない。

August 19, 2005

From New Orleans

ニューオーリンズから、ジャミール・シャリフのCDが届いた。ヤマグチトラベルのまゆみさんからだ。もちろんジャミールのサイン入り。 “Dear ○○” まで入れてくれた。うひゃあ~っ感激~っ!

再び「メゾン・バーボン」での夜を思い出し(って特にロマンチックなことも何もなかったけど)、またニューオーリンズが恋しくなった。まゆみさん、本当にありがとう!いくらお礼を言っても足りません。マジで、マジで嬉しいです!m(_ _)m

Jamil Sharif のサイト

アルバムには、ジャミールのサイトのトップで流れている曲も入っていて、私はこの曲がとても気にいっていたので、非常に嬉しかった。何曲か気にいった曲はあるけれど、ライブで最後に演奏した「聖者の行進」が入っていたのにも感激。普段は特に大好きという曲でもないが、思い出が重なると、音楽って特別になるものだ。

それにニューオーリンズでは、「聖者の行進」はあまりにも有名で、プリザベーション・ホールのミュージシャンなんかは、すっかり飽きてしまって演奏したがらないというのだから、いざ聴こうと思っても、案外聴けないものだったりする。

というわけで、このところZYDECOにもはまっているので、ついつい「ジャンバラヤ」か「聖者の行進」を口ずさんでしまう今日この頃。どちらも元気になれる曲なので、気分も上々。でも、やっぱりクーラーなしのPC部屋は暑い。ここは南部だと思えば我慢できるじゃないか!って、できませんて。なんか、今現在、ニューオーリンズのほうが涼しいらしいし。

ともあれ、また絶対に行きたいニューオーリンズ!南部生まれのバーダマン先生はともかくとして、青山先生や村田先生が南部にはまってるのって、ほんとによくわかる。青山先生の授業でやった、 Arna Bontemps の「Talk to the Music」 など、その時は雰囲気があまり良くは分からなかったが、今ならきっとわかるぞ!という感じ。もう一度読み直してみようっと!

JAZZ&ZYDECO

今日は携帯から写真も入れたけど、ニューオーリンズから、ジェミール・シャリフのCDが届いたので、すっごく嬉しかった。

Jamil Sharif のサイト

アルバムには、上のサイトのトップで流れている曲も入っていて、これがすごく好きだったので、もう感激!もちろんサインには、 “Dear ○○” って書いてくれてたし。またニューオーリンズの夜の思い出に浸れるってわけね。ジャミールとのロマンチックな思い出でもありゃいいんだけど・・・。(^^;

何はともあれ、ニューオーリンズのまゆみさんに感謝!感謝!

それはそうと、昨日AmazonにオーダーしたZYDECOのCDなんだけど、他にもいろいろ見ていたら、他のものが良くなって、一度キャンセルして、また違うものをオーダーした。はっきり言って、何がいいのか全然わからないのだ。

最初はニューオーリンズのマルディグラを中心にしたアルバムをオーダーしていたんだけど、そうじゃなくて、有名な曲(もちろん「ジャンバラヤ」とか)が入ってるやつがいいよねって感じで、まずはZYDECOクラシックを買うことにした。

知っている曲が入ってるというのは嬉しいもので、ジャミールのアルバムもそうだけど、メゾン・バーボンで最後に聞いた「聖者の行進」も入っていたのには感激だったなあ。普段、特に大好きって曲でもないけれど、やっぱ思い出が重なると、音楽って特別なものになる。

ジャミール・シャリフのCD届く!

ニューオーリンズからジャミール・シャリフのCDが届いた。それもジャミールのサイン入りだあ~!きゃあ~っ感激!ニューオーリンズのまゆみさん、マジで、マジで、本当にありがとぉー★最高に嬉しい~っ!

August 18, 2005

ヴィゴ・モーテンセン新作映画



A History of Violence

In Theaters September 23 (at USA)

■ CAST ■

Viggo Mortensen
Ed Harris
Maria Bello
William Hurt
Ashton Holmes
Steph McHattie
Greg Bryk
Heidi Hayes


これはすごい!何がって、ヴィゴ・モーテンセンはエド・ハリスに似ている、というか、同じ系統の俳優だと言われており、キャラがかぶってしまうだろうから、この二人が共演するなんて絶対にないだろうと思っていたので、この情報を知った時には、ものすごく驚いた。でも嬉しかった。

二人とも好きな俳優なので、これが一緒に同じ映画に出てくれるとなれば、ファンとしてはたまらない。キャラがかぶるとはいえ、エド・ハリスは名優だし、まず心配はないだろうと思うが、どちらがどちらの役をやっても、いいのではないかという気も。もちろんこの映画では、「LOTR」のヒーローであるヴィゴが、再びヒーローになるようだ。

実際、この映画のヴィゴの写真を最初に見た時には、「あれ、ヴィゴ?なぁんだ、エド・ハリスか、にしては髪の毛がある・・・いや、やっぱりヴィゴだ!」と思ったほどだから、二人の「似ている度」は高い。

日本ではいつやるのかなあ・・・?これは絶対、間違いなく観に行く。もしかして、「ハリポタ4」と重なるかも?「ハリポタ4」を観なくても、これは観る。


ところで、ヴィレッジブックス版のマキャモンの新しい『少年時代』を買ってしまった。これは、単行本も文庫本も持っているのだが、文庫の下巻を除いて、すべて古本。しかし、他人の手垢のついていない自分だけの『少年時代』がどうしても欲しかった。

マキャモンの本は、いくつかを除いてほとんどが絶版になっているから、今から新品を買うのは難しい状態。『魔女は夜ささやく』が文庫で出れば、新品が買えると思っていたのだが、なかなか出てこないし、もう文庫は出ないのかもしれないと内心悲しく思っていたところ。そこに『少年時代』が新装版で出てくるとは、思いもよらなかった。これも驚きと喜びである。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『少年時代 (上)』 ヴィレッジブックス/ロバート・マキャモン (著), 二宮 磬 ¥882
文庫: 458 p ; サイズ(cm): 15
出版社: ソニー・マガジンズ ; ISBN:478972607X ; 上 巻 (2005/07)
出版社 / 著者からの内容紹介
誰もが心ふるわせた不朽の名作がふたたび!きらめく少年時代が今、鮮やかによみがえる。12歳、なにもかもがきらめいて見えていたあのころ・・・。アメリカ南部の田舎町で暮らす空想好きの少年コーリーはある朝、父とともに不可思議な殺人事件を目撃してしまう。そこからコーリーの冒険に満ちた一年間が始まった! 底なしの湖に車と共に沈んだ無惨な死体は誰なのか? 悪夢にうなされる父はしだいにやつれてゆき、コーリーは現場に残された緑の羽根を手かがりに、謎解きをはじめる。その過程で友や愛犬と体験する忘れ得ぬ体験の数々・・・。誰もが子どものころに持っていながらも、大人になって忘れてしまった魔法を信じる心をよみがえらせ、世界中の読書好きを夢中にさせた珠玉の名作!


『少年時代 (下)』 ヴィレッジブックス/ロバート・マキャモン (著), 二宮 磬 ¥945
文庫: 537 p ; サイズ(cm): 15
出版社: ソニー・マガジンズ ; ISBN:4789726088 ; 下 巻 (2005/07)
出版社 / 著者からの内容紹介
大人になっても忘れられない夏休みがある!淡い初恋、ガキ大将との決闘、初めてのキャンプ・・・。コーリー少年の毎日はさまざまな出来事に彩られ、あっという間に過ぎていった。しかし、殺人事件の謎は未だにコーリー一家の生活に影を落としつづけている。魂を持つ自転車に助けられながら幾多の危機を乗り越えて、真の勇気とはなにかを知り、愛するものを失う悲しみを知ったコーリー。魔法に満ち、すべてが輝いて見てた日々に別れを告げ、大人への階段をのぼりはじめた彼は、ついに殺人犯の正体を突き止めたかに思えたが、意外にもその人物は・・・。過ぎ去った12歳を懐かしむすべての人に捧げる、青春小説の大傑作。解説:池上冬樹。


『麦ふみクーツェ』/いしい しんじ (著) ¥700
文庫: 493 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4101069220 ; (2005/07)


Amazon.co.jp オリジナルブックカバー(ブルー・文庫サイズ) ¥273
(Amazonギフト券 ▲¥273)

ZYDECOにはまる

昨日、ナチュラルハイで「ジャンバラヤ」を2回歌って、ニューオーリンズで聞いたZYDECOを思い出し、すっかりはまってしまった。ガンボにクロウフィッシュにバイユー!

で、どうせ「ジャンバラヤ」のCDを買うなら、カーペンターズじゃなくて、本物のZYDECOバンドのものを買おうと、Amazonで検索。そのうち2枚をオーダーした。マーケットプレイスで買うと、いくらか安かったりするのだが、CDはアメリカから直送というのが多く、日数がかかるのと、いつ届くかわからないのが不安なので、定価で買うことにした。1週間くらいで届くだろう。楽しみぃー!

そのせいで、今日の夕食は「レッドビーンズ&ライス」になった。やっぱ気分は南部でしょーって感じで、ホットソースびしばし!熱い!暑い!

さて、PC部屋の壊れたクーラーはそのまま。なので、サイトやブログの更新作業をやる気が減退。PCを開いても、なるたけ早く事を済ませようって感じだ。涼しくなるまでは、じっくり更新などできない。必要最低限のことしかできません。

昨日、図書館で2冊貸し出し。今日はAmazonから3冊届く。読みきれないっ!「サマー・リーディング」はどうなってるんだ?「BOOK CLUB」の課題はどうするんだ?ま、なるように・・・。

August 17, 2005

狼男との恋

アリス・ホフマンの『セカンド・ネイチャー』を読了。これはまたびっくり仰天な話で、これも初期の作品のため、ホフマンお得意のマジカルさはないけれど、こんなことあり?って感じの内容。

3歳のときに飛行機事故に遭い、乗客、乗員全員が死亡した中、ただ一人生き残った男の子は、狼に育てられ、過酷な自然を生き延びたのだが、猟師のわなにかかり、人間社会に連れ戻される。たまたま出会った(というか、出会うべくして出会ったというべきか)女性と恋愛関係に陥るが、そこで起こった連続殺人事件から、結局は社会に普通の人間としては認めてもらえず、再び自然の中へと戻っていく。

ホフマンは文章が上手いと思うが、それにしても狼男(いわゆる狼男ではないが)の気持ちなど、よく書けるなあと感心。内容的にうんぬんという以前に、たくましい想像力に感服してしまった。ああだこうだと感想など言いたくない作品だ。単純にストーリーにはまるだけでいいという感じ。最後はとても悲しい。どうにもならない恋の切なさみたいなものをひしと感じる。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『セカンド・ネイチャー』/アリス・ホフマン (著), Alice Hoffman (原著), 田辺 亜木 (翻訳)
単行本: 250 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087732428 ; (1996/02)
内容(「BOOK」データベースより)
男には名前がなかった。ひどく痩せていて、人前では声を出そうとしなかった。患者第3119号。人々は密かに"狼男"と呼んでいた。烈風を伴った雨が窓を激しく叩き、男はうずくまり震えだした。その時、女は手を伸ばし、男のコートの袖に触った。指の温もりが男の肌まで届いた。それは同情だったかもしれないし、何かほかのものかもしれなかった。女は長年暮らした夫との生活に傷つき、疲れていた。女は男を外に連れ出した。それが犯罪になることはわかっていたが…。狼に育てられた青年と年上の女性、奇跡のラブ・ストーリー。


◆図書館貸し出し

『直筆商の哀しみ』/ゼイディー・スミス (著), 小竹 由美子 (翻訳)
単行本: 557 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900382 ; (2004/03/30)
内容(「MARC」データベースより)
有名人のサインを売買し、そのあがりで悠々暮らす直筆商アレックス。迷い多きこの男に真実の幸せは訪れるのか。「実存」対「シンボル」というテーマにとめどなくコミカルな表現で挑んだ、英国文学の新鋭によるめくるめく長篇。

『琥珀捕り』/キアラン・カーソン (著), Ciaran Carson (原著), 栩木 伸明 (翻訳)
単行本: 346 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488016383 ; (2004/02)
出版社/著者からの内容紹介
ローマの詩人オウィディウスが描いたギリシア・ローマ神話世界の奇譚『変身物語』、ケルト装飾写本の永久機関めいた文様の迷宮、中世キリスト教聖人伝、アイルランドの民話、フェルメールの絵の読解とその贋作者の運命、顕微鏡や望遠鏡などの光学器械と17世紀オランダの黄金時代をめぐるさまざまの蘊蓄、あるいは普遍言語や遠隔伝達、潜水艦や不眠症をめぐる歴代の奇人たちの夢想と現実──。数々のエピソードを語り直し、少しずらしてはぎあわせていく、ストーリーのサンプリング。伝統的なほら話の手法が生きる、あまりにもモダンな物語! 解説:柴田元幸

母の誕生日

今日は母の誕生日。離れているので、何もできないけれど、いつも何がしかは送っている。ありがとうと電話があったが、ほんとはもっともっとしてあげたいのに、できない自分がちょっと悲しい。

母が「お相撲を観に行きたい」と言っていたので、夜飲みに行ったどん底でたまたま会った寺さん(相撲協会)に、席が取れるかどうか聞いたところ、「向こう正面の砂かぶりを取ってやる」とのこと。しめて二人で5万円だそうな。マジですか?お相撲って高いのね。5万円では無理かもよ。ダーもプーだし、怒られちゃうよ。野球だって、高くてなかなか観に行けないってのに。

どん底を出てから、久々にDMXに行く。たこ焼きをおみやげに。あそこは、おみやげを持って行っても、皆にふるまってくれないので、ちょっとがっかり。私もたこ焼き食べたかったのになあ・・・。

それで帰ろうと思ったのだが、先日開店11周年記念パーティのお誘いがあったのに行けなかったナチュラルハイにも寄ることにした。お客が私一人で、カラオケ歌い放題。とはいえ、案外独りでは歌えないもの。でも、南部帰りってことで、カーペンターズの「ジャンバラヤ」を歌ってみたんだけど、このリズムが結構気にいって、ZYDECOいいじゃん!と改めて思った。ウォッシュボード、かき鳴らしたい!

August 16, 2005

宮城県で震度6弱

今日の宮城県沖の地震も大きかった。最初縦揺れではなかったから、だいじょうぶだと思ったけれど、徐々に大きくなっていったので、もしかして!とまで思った。異常に長かったし。震源地は関東だろうと思ったら宮城県のほうで、震度6弱。

アポロ13号が出かけてすぐだったので、今頃電車の中に閉じ込められているんじゃないだろうかと心配した。メールを打ったら、1時間半後レスが来て、四谷で5分ほど止まっていたとか。外出先で地震にあうと、怖いなあと。でも、今朝は予兆みたいなものがあって、空気が何か異常だと思っていた。

予兆といえば、ヤクルトの岩村がホームランを打つときは、なぜかわかるんだな。私はヤクルトファンじゃなくて、根っからベイスターズファンだってのに。でも、今年はどういうわけか、ヤクルトの試合ばかり観ている。ベイの試合なんか全然観に行っていない。

でも今月末の神宮でのヤクルト戦は観に行こうっと!ていうか、交流戦なんかがあったために、横浜がなかなか神宮に来なかったのだ。しかし、横浜まで行くのは容易じゃないし、東京ドームは嫌いだし、でも野球は観たいしで、結局ヤクルトの試合で、中途半端に満足している状況。月末には、やっとベイスターズの試合が観れる!


ところで、え?ホリエモンが選挙出馬?自民党が要請?自民党の議員先生方は、さんざんホリエモンの悪口を言ってたのに、何を今さらって感じだけど。。。何でもいいんだな、自民党。もうあきれ果てている。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

New York Post Su Doku/Wayne Gould (著) ¥834
ペーパーバック: 176 p ; 出版社: Harpercollins ; ISBN: 0060885319 ; 1 巻 (2005/08/31)

宮城県沖地震

今日の宮城県沖の地震も大きかった。最初縦揺れではなかったから、だいじょうぶだと思ったけれど、徐々に大きくなっていったので、もしかして!とまで思った。異常に長かったし。震源地は関東だろうと思ったら、宮城県。震度6弱だったのに、たいした被害もなくてよかった。

ダーが出かけてすぐだったので、今頃電車の中に閉じ込められているんじゃないだろうかと心配した。メールを打ったら、かなりたってからレスが来て、四谷で5分ほど止まっていたとか。外出先で地震にあうと、怖いなあと。でも、今朝は予兆みたいなものがあって、空気が何か異常だと思っていた。

予兆といえば、ヤクルトの岩村がホームランを打つときは、なぜかわかるんだな。私はヤクルトファンじゃなくて、根っからベイスターズファンだってのに。でも、今年はどういうわけか、ヤクルトの試合ばかり観ている。ベイの試合なんか全然観に行ってない。今月末の神宮でのヤクルト戦は観に行こうっと!ていうか、交流戦なんかがあるために、なかなか神宮に来ないんだよねえ。なにせ横浜まで行くのは容易じゃないし、東京ドームは嫌いだし。

さて、21日から27日まで、どん底が改装のためお休みなんだとか。あの店にしちゃ、長いお休みだ。今日はダーも飲み会だし、ちょっと一杯飲みに行って来るかな。でも、図書館の本を読まなきゃいけないし、どうしよう・・・。でも、たぶん行く。

え?ホリエモンが選挙出馬?自民党が要請?自民党の議員先生方は、さんざんホリエモンの悪口を言ってたのに、何を今さらって感じだけど。。。何でもいいんだな、自民党。

図書館予約&Amazonオーダー

いしいしんじの『麦ふみクーツェ』は文庫版を買うことにしたので、図書館の本は読まずに返却する。水曜日に返却に行くので、また新しい本を予約した。とはいえ、その前に1週間で4冊読まなきゃならないし、またタイトなスケジュールかな?

というわけで、Amazonに『麦ふみクーツェ』を予約するついでに、マキャモンの『少年時代(上・下)』の新装版と洋書を1冊オーダーした。洋書以外は24時間以内に発送。本当はバーダマン先生の新しい本を買いたかったのだが、ブックカバーキャンペーンの値段合わせで、今回は見送る。

August 15, 2005

今日も雷雨

このところ、毎晩雷雨だ。それも、昔の「夕立」みたいに、さっと降ってさっと上がるってものじゃなく、いつまでもじとじと降っている。それも夕方じゃなくて、夜間にだ。

雷もあまり大きなものではなくて、ゴロゴロ、ゴロゴロと消化不良のお腹みたいだ。どうも気持ちが悪い。すかっとしない。これも異常気象のせいなんだろうか?異常気象で、いしいしんじの『麦ふみクーツェ』みたいに、空からねずみが降ってくるなんていうなら面白いんだけどさ。

エアコンは壊れたまま。なので、PC作業はなるたけ短くしたいと思うのだが、あれこれ更新しなきゃならないから、ちょっとやそっとの時間じゃ終わらないのが常。昼間はとても暑くて我慢できないので、夜になってから、窓を開けて、ぼやぼやした風でもないよりはましと、壊れたクーラーをつけて、一応空気だけは動かしてますみたいな・・・。

今日は、Amazonから「Su Doku」本が1冊届いた。8月31日発売のはずじゃなかったっけ?そのつもりで、前のは大事にやっていて、まだ終わらせてなかったのに。

でも、パズルにはまってるどころじゃないんだよなあ。図書館で借りてる本が期限までに読み終わりそうになくて、ちょっとあせり。『麦ふみクーツェ』は文庫版が出ているから、買ってしまおうかな・・・と。延長してもいいんだけど、この本は、せかされて読みたくない感じ。

夕べは、図書館サイトで検索しようと思ったら、混雑しているとかで、全然ダメだった。お盆休みで、皆利用しているんだろうか?真夜中の1時半頃だけど。

『麦ふみクーツェ』

「翌朝起きると、街をおおう曇り空から、ねずみたちがふりだしていた」

図書館から借りている、いしいしんじの 『麦ふみクーツェ』 を読んでいるのだが、これがまた進まない。面白くないのではない。その反対だ。カラスが「くらげ、くらげ」と鳴くというのと同様、今度は空からねずみだ。

「孫をねずみでうしなうってのはいったいどんな気分です」と聞かれたり、「で、奥さんのどこに当たったんですか、そのねずみは?」なんて大真面目に言うものだから、おかしくて仕方がないのだ。「災難でしたね」なんて。ともかく、そんな調子で書かれているので、何度も読み返してくすくす笑っているものだから、ちっとも前に進まない。

話は「ねこ」というあだ名の主人公(中学生にして身長180センチを越す)が、お父さん(数学者で、毎日階段の12段目に座って数式を解いており、素数に異常にこだわる)とお爺さん(吹奏楽の王様。担当はティンパニ)の3人で暮らしているところへ、「とん、たたん」と音を立てて、麦ふみクーツェがやってくるところから始まるのだが、すべてがそのクーツェに関係があるのかないのか、とにかくいろんな奇想天外な話が書かれている。おかしい。

この本は、先月 文庫版 も出版された。図書館の返却日も迫っていることだし、もう文庫版買っちゃおうかなあ・・・などとも思ったりして。かなり気にいっているし、持っていてもいいなあと。いしいしんじは、この本で坪田譲治文学賞を受賞している。うーん、どうしようかな。。。とにかく返却日が気になる。延長って手もあるけど、いしいしんじの本を1冊くらい持っていてもいいかもぅ・・・と、なんとか購入する理由をこじつけようとしているのだ。


〓〓〓 BOOK

◆Amaoznから

『The Essential Book of Su Doku』/Peter Sinden (著) ¥1044
ペーパーバック: 224 p ; 出版社: Atria Books ; ISBN: 074328934X ; (2005/08/31)

August 14, 2005

ダー、ゴルフ

この暑い中、熱中症になってしまうんじゃないかという心配をよそに、ダーはゴルフ。ゴルフ行って、帰ってきて冷たいビールを飲みながら寝転んでいれば、ご飯。いい気なもんです。こっちはクーラーは壊れてるし、PCは思うように使えないしで、イライラの極地だってのに。

で、帰ってきたと思ったら、クーラーの故障は私のせいだと言わんばかり。ったく、自分は遊んできてるのに、何を言ってるんでしょうかね。

狭い家にいつも一緒にいるってのは、その前にいないときを経験しているだけに、非常にまずい。一触即発状態。特にこんな暑いときには。私が安定剤を飲んで我慢するしかない。

働いていない男の人って、魅力ないなあと思う。普段、働いて疲れているんだろうと思うからこそ、おいしいご飯も作ってあげようと思うんだし、家でだらだらしていても許せるんだけど、自分の都合で会社やめて、寝転んでご飯待ってられたんじゃ、どうにも我慢しきれない。その上、私の生命線であるPCも自由に使えないときては!

そろそろ爆発しそうです。「ひとりで温泉行ってこようかなあ」なんてまた言ってるけど、さっさと行けばいいのに、と思う今日この頃。

あーあ、またご飯の時間。いなけりゃいないで、簡単にすませられるのに。遊んでくるなら、夕食も外で食べてくればいいのになあと、ゴルフのたびに思う。帰ると同時に洗濯物の山だし。遊びのつけがまわってくるのはこっちなんだって、考えたこともないんだろうなあ。

大判ペーパーバックの憂鬱

ああ、がっかりだぁ~!楽しみにしていたアン・ライスの『The Feast of All Saints』が届いたのはいいんだけど、トレード版のペーパーバックかと思っていたら、大判のやつだった。

私はこのサイズのPBってのが苦手なのだ。ハードカバーなら、そういうものだと思ってはなから問題にしないし、よもやマスマーケット版サイズなどとは考えもしない。届いたものがたまたまトレード版サイズだったりしたら、大喜びといったところなのだが、この大判のPBは、大きくてもトレード版だろうと見込んで頼んでいるわけだし、また寝転んで読むにもPBだからへなへなしてしまって、ハードカバーを持つのとはまた違った力が必要なので、読みにくい。

結局のところ、よほどでない限り後回しになるか、お蔵入りになるか、どちらかなのだ。せっかく楽しみにしていたのに・・・とは思うものの、まず装丁やサイズでがっかりすると、こういうことがしばしばある。

ジョナサン・フランゼンの 『The Corrections』 など、気にいったサイズに行き着くまでに3冊も購入し、挙句の果てには翻訳で読んでしまったりした。 T.C.ボイルの短編全集 も、この大判サイズだったため(ハードカバーなら迫力があっていいのだが)、なかなか読めずにいたところ、バーゲンでマスマーケット版を見つけたはいいが、あまりの字の小ささに仰天。これはとてもじゃないが読むのは無理だから持っている本でいいかと諦めた結果、いまだに読めずにいる。

もちろん、このサイズと知って買うものもある。それしか出ていない場合は仕方がないからだ。ともあれ、Amazonで本のサイズがきちんと表示されていないのが困りもの。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Feast of All Saints』/Anne Rice (著) ¥1579
ペーパーバック: 576 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345376048 ; Reprint 版 (1992/02/01)
Book Description
Before the Civil War, there lived in Louisiana, people unique in Southern history. For though they were descended from African slaves, they were also descended from the French and Spanish who enslaved them. In this dazzling historical novel, Anne Rice chronicles four of these so-called Free People of Color--men and women caught periolously between the worlds of master and slave, privilege and oppression, passion and pain.

August 13, 2005

「短編の名手」とは?

ふと気づいてみれば、17日までに2冊、23日までにさらに4冊、図書館で借りた本を読了させなければならない。読み終えた本の感想に浸っている場合じゃないなあとは思うものの、今いち気が乗らない。毎日イライラしている。全然落ち着かない。

そんなときに、どうやらPC部屋のエアコンが壊れたようだ。冷房にセットしても、生暖かい風がぼやぼやと吹いてくるだけで、ちっとも涼しくならない。今夜は雨のおかげで、窓を開ければ多少涼しい風が入ってくるのでなんとかなっているものの、この先まだまだ暑い日が続くのに、参ってしまう。

確実に壊れたとして、新しいのを買うのは仕方がないが(たぶんもう寿命だろう)、困るのは、取り外し&取り付け工事の際に、部屋にある本を全部どかさなくてはならないってこと。ああ、いやだ。

エアコンもなけりゃ困るが、それより何より、自分の書斎が欲しいなあ。書斎などという立派なものでなくてもいい。思い立ったときにPCがすぐに使える状態でありさえすれば!それができないがためにイライラして、毎日落ち着かないのだから。今日も精神安定剤を飲む。

さて、アリステア・マクラウド。私の苦手なアン・ビーティも「短編の名手」だったし、マクラウドも「短編の名手」と言われている。こうなってくると、主に短編を多く書いている作家は、皆「短編の名手」といわれてしまうのではないかとさえ思えてくる。ビーティとマクラウドを比較してしまうのは、あまりにも乱暴だが、何をもってして「短編の名手」なのか、それが私にはわからない。

「短編の名手」と言えば、大御所はやはりサマセット・モームで、個人的には彼を越えるものはいないとさえ思っているくらいなのだが、モームが書く短編と、現代の作家の書く短編は明らかに違っている。しかし、私はモームが書くような短編のほうが好きだから、現代の作家の「短編の名手」というのは、あんまりあてにならない言葉だと思う。とはいえ、これも個人的な好き嫌いの部類だろうから、ビーティもマクラウドも「名手」なんだろうと思う。

マクラウドの作品について書き出すと、とっても長くなりそうなので、ここでは適当なところでやめておくことにする。私自身の考えも、あまりまとまっていないことだし。ただ、1冊読んだ感じとして、マクラウドの力量は認めるものの、好みの作風ではなかったかなという感じだ。やっぱりこの人は長編のほうがいいんじゃないかと重ね重ね思った次第。だから、どうして「いい作家」ではなく、わざわざ「短編の名手」というのだろうなと思う。

こんなに辛い思いをしているんだ・・・と切実に訴えている作品は引いてしまいがちだ。マクラウドの作品に登場する人たちは、辛い状況でもそういう仕事が好きで(マクラウド自身も)、一生懸命に生きており、それはそれで素晴らしい人生だとも思えるのだが(ちょっと 『アンジェラの灰』 を思い出すような感じのところもあるから、単純に素晴らしい人生とも言えないとは思うが)、私の場合、これに限らず割に淡々と語られている話のほうがより感動するという嗜好のため、あんまり一生懸命生きられても、自分がぐうたらなだけに、重たくて受け止めきれないのだ。

ともあれ、今度は長編を読むのを楽しみに待つこととしよう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『灰色の輝ける贈り物』/アリステア・マクラウド (著), Alistair MacLeod (原著), 中野 恵津子 (翻訳)
単行本: 238 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900323 ; (2002/11)
内容(「MARC」データベースより)
カナダ、ケープ・ブレトン島。苛酷な自然の中、漁師、坑夫を生業とし、脈々と流れる「血」への思いを胸に人々は生きる。世代間の相克と絆、孤独、別れを、語りつぐ物語として静かに鮮明に描く。隠れたる短編の名手による8篇。

目次

広大な闇
灰色の輝ける贈り物
帰郷
秋に
失われた血の塩の贈り物
ランキンズ岬への道
夏の終わり

エアコン壊れる

ダーが占領しているので、PC部屋が使えなくてイライラしていたところ、やっと空いたと思ったら、エアコンが効かなくなっている。ちょっと!なんで?どうしてくれるのよ!このクソ(失礼!)暑いのに!

ダーに言うと、平気の平左で「オレじゃない!」。ていうか、ずっと部屋にいて暑くなかったんだろうか?室温が30度もあるってのに。でもって、エアコンが壊れているとかって、気づかないわけ?さらに、言うに事欠いて、「さっき、つけっぱなしだったよ」と言う。そういうダーだって、つけっぱなしの(つまり消し忘れだが)ことはよくある。べつにわざとやってるわけじゃないだろうから、私はいちいち言わないだけなのだ。

それにしても、この暑いのに、なんで、なんで、平気でいられるの?ヒートアイランドの東京都内で、夏の真っ盛りににエアコン壊れたら、生きていけないって!ていうか、この先どうしたらいいんだろう?新しいのを買うのが仕方がなくなったとしても(たぶん寿命だと思うから)、取り外し&取り付け工事の時に、部屋にある本を全部どかさなきゃならなくなるってのが、私は恐怖よ!

ああ、もうこんなオンボロ部屋いやだ!街のど真ん中なのに、ヤモリが住んでるビルなんて、気持ち悪い。それより何より、好きなときに好きなだけ、PC作業させてよ!それで毎日イライラなんだから。ご飯食べたと思ったら、またすぐご飯だし。

しばらく会社には勤めないようなので、ていうか、フリーで仕事をやるようなことを言っていたから、え!と思ってる今日このごろ。ぢ、ぢゃあ、毎日家にいるんですかい?私の血圧は、どんどん上がる一方だよ、これは。今日も精神安定剤を飲む。

ところで、HISのチラシで、ロンドン5.9万円というのがあった。しかも直行便で。この秋にロンドンに行こうかなと思っているので、これは安いかもぅと思ったのだが、その上を見ると、ロサンゼルス3.4万円ですと!ああ、ロスのほうが絶対いいよねえ・・・でも、ロンドン・・・ロンドンなんだよなあ、今年は。

August 12, 2005

ケープ・ブレトン島のロブスター

図書館で先に借りた本はひとまず置いておき、アリステア・マクラウドの 『灰色の輝ける贈り物』 を読み始めた。舞台はマクラウドが育った、カナダの ケープ・ブレトン島 で、「赤毛のアン」で有名なプリンス・エドワード島の東隣である。そこは、スコットランドよりもスコットランドらしいといわれている島だとか。しかし読んでいると、自然がとても厳しい土地のようだ。北方であるのはわかっているが、やはり南の島のように、のんびりと気楽には生きられない。

この本は短編集だが、その冒頭の作品「船」(The Boat 1968)を読んでいて、自分のお気楽さに唖然とした。

「ケープ・ブレトンの沖合いは、今でも豊かなロブスターの漁場で、五月から七月にかけてのこの季節、捕れたロブスターは氷の箱に詰められ、夜となく昼となく、道路を突っ走る大型トラックで、ニューグラスゴー、アマースト、セントジョン、そしてパンゴア、ポートランドを通って、ボストンへ運ばれ、ここで生きたまま、最後のわが家である煮立った鍋のなかに放り込まれる」

この文章自体は何のことはない描写だと思うが、私はボストンで、このロブスターを食べている。何の考えもなく、大喜びで。


ボストンで食べたクラムチャウダーとロブスターサンド

この文章の前後には、ケープ・ブレトンで必死に生きる漁師の姿が描かれており、最後には主人公の父親が漁の最中に海に落ちて死ぬという結末となっている。まさに、情け容赦ない自然の過酷さが描かれているのだ。

ケープ・ブレトンだけではなく、自然に関わる仕事をする人たちは、世界中どこでも死と隣り合わせで生きているのだと思うが、この話のこのロブスターは、ボストンのあのロブスターだったのか!と思うと、もっと有難く頂戴しなければいけなかったんではないかと。

普段、そこまで考えて物を食べてはいないのだが、マクラウドは残酷にも、自然の過酷さをあますところなく描いており、その仕事に携わる人々の苦労がひたひたと伝わってくるために、読んでいる側は、身につまされる思いがするのである。

これはたまたま、つい最近食べたロブスターの産地の話であったため、特にそう感じたのかもしれないが、この作品だけでなく、読み始める前に抱いていたマクラウドのイメージとは作風がずいぶん違っていた。人間的なものは超越しているような作家なのかと勝手に思っていたのだが、非常に人間的だ。

まだ3篇しか読んでいないので言い切ることは出来ないが、「短編の名手」と言われてはいるものの、個人的には、この人は長編のほうがずっといいのではないだろうか?という気がしている。図書館に長編も予約してあるので、それを読んでから、再び比較してみたいと思う。

アリステア・マクラウド(MacLeod,Alistair)
1936年、カナダ・サスカチェアン州生まれ。作品の主舞台であるノヴァ・スコシア州ケープ・ブレトン島で育つ。きこり、坑夫、漁師などをして学資を稼ぎ、博士号を取得。2000年春まで、オンタリオ州ウインザー大学で英文学の教壇に立つ。傍らこつこつと短編小説を発表。1999年刊行の唯一の長編『No Great Mischief』がカナダで大ベストセラーになったため、翌2000年1月、1976年と1986年刊の2冊の短編集の計14篇にその後書かれた2篇を加え、全短編集『Island』が編まれた。31年間にわずか16篇という寡作であるが、短編の名手として知られている。

雷ゴロゴロ

夏の盛りというのに、子どもの頃のような雷や雷雲がない。6月にニューオーリンズに行ったときに、見事な雷雲と、ド派手な雷に遭遇したが、日本ではとんとお目にかからないなあ・・・

と思っていたら、今夜は何やらゴロゴロと怪しい雰囲気だ。きっとずいぶん遠くのほうで発生している雷なんだろうけど、音だけがやたら不穏に響いてくる。

こっちに来い!来い!もっと近づいて来い!

子どもの頃は、大きな雷とともに夕立が来て、一瞬のうちにすっと涼しくなった。おばあちゃんが急いで蚊帳をつり、子どもたちは皆その中に入れられた。何か秘密めいた儀式のようで、背中がぞくぞくした。そんな感じがここ久しくないなあと。

今、雷と同時に地震もあった。こうなるといけない。大災害が頭に浮かんで、風情もひったくれもあったもんじゃない。自然は怖いと思う。蚊帳の外の遠い雷くらいが、夏の花火のようでわくわくするのだ。雨も長く降ってはいけない。どっと降って、さっとあがるような、思い切りのいい雨でなきゃ。

気温も高いが、湿度高いので、なんとなくだらだらして読書も進まない。一人の時間もあまりないし。でも、考えてみたら、とりあえず5日で3冊読み終えないといけない。そのあと、6日で4冊。また予約しようかなどと考えていたんだけど、それどころじゃないよねって感じ。ちょっと気合入れないと、ダメダメです。

August 11, 2005

ジョン・アーヴィングの児童文学

アーヴィングの絵本が届いた。これは、アーヴィングが絵本を書こうと思ってわざわざ書いたものではない。アーヴィングがよく使う「作中作」という形で書かれたもののひとつだ。

この絵本のもとになっている話は、『A Widow For One Year』 (邦題 『未亡人の一年』 )の作中作。以前から、単独で出版してほしいと思っていたので、こうして絵本になったことは非常に喜ばしい。下記の「ジョン・アーヴィングの児童文学」は私のサイトの1ページだが、この作中作の単独出版を願ってかなり前に作ったもので、「A Sound Like Someone Trying Not to Make a Sound」のほか、同「作中作」2作をまとめたものだ。ちなみに、他の作品の作中作である 「Pension Grillparzer」 は、アーヴィング自身の朗読テープがある。現在、オーダー中。

「ジョン・アーヴィングの児童文学」

さて、ここで上記の「ジョン・アーヴィングの児童文学」を見ていただけると幸いなのだが、絵本になった話のタイトルは、実は別の話のタイトルなのである。絵本になった話のほうは、もともとは「壁のあいだをはうネズミ」という話で、「誰かが音をたてないようにしているような音」というのは、モグラ男が出てくる、もう少し長い話になる。どちらも上記のページ内に収めてあるので、興味のある方は確認していただきたい。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『A Sound Like Someone Trying Not to Make a Sound』/John Irving (著), Tatjana Hauptmann (イラスト) ¥1579
ハードカバー: 40 p ; 出版社: Delacorte Pr ; ISBN: 0385746806 ; (2004/09/01)

→読了

久々に二日酔い

夕べはどん底に飲みに行って、閉店後、宮下&いくちゃんと銅羅へ。夕食を食べていなかったため、お腹が空いている気がしたのだが、銅羅のインチキ「ハリケーン」のせいか、だんだん気持ちが悪くなってきてしまった。でも、初めて一緒に飲むいくちゃんがごちそうしてくれたので、その場でヘタるわけにもいかず、なんとか家まで持ちこたえた。

でも、夢見が悪いというか、ずっと気持ちが悪いままで熟睡できなかったため、今日は二日酔い。気持ちが悪いのは何とか治ったけれど、眠いのとだるいのとで、夕方まで回復せず。朝まで飲むのは、もういけません。

午後、Amazonからアーヴィングの絵本が届く。これはもともと絵本として書かれたものではなく、『A Widow For One Year』の作中作のひとつ。絶対に単独で出して欲しいと思っていたので、これは嬉しい。あと2つの話も、ぜひ出してほしい。

August 10, 2005

『海辺の家族』

アリス・ホフマンの『海辺の家族』を読み終える。これは初期の長編で、現在の作品のようなマジカルな部分はあまりない。しかも中身はエイズの話で、非常に暗い内容。それも、輸血のせいでエイズになってしまった、自分には何の責任もない少女の話だから、何とも辛い。

しかしその少女が主人公というわけではなく、周囲の家族や友だち、学校や社会というものが、どのように対応していくのかといったことに焦点があてられている。

時代は、まだエイズに対して正しい知識が普及していなかった頃だから、妙な偏見を持つ親たちがたくさんいて、少女の弟の友だちなどは、無理矢理転校させられたりもする。だが確かな情報のない時に、我が子を思えば、当然のことなのかもしれない。

けれども、理不尽な死を受け入れなければならない少女の、やりたいことがたくさんあるのに何もできない悲しみとか辛さとかを思うと、どうにもやりきれない気持ちになる。

ちなみにこの話はボストン近郊の町の話で、始終ボストンとかニューヨークが出てくる。ニューヨークはともかく、あの美しくかわいらしい町ボストンのイメージを思い浮かべると、なおさら哀しさが増す話である。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『海辺の家族』/アリス・ホフマン (著), 深町 真理子 (翻訳)
単行本: 270 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152076887 ; (1990/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ボストンの北方、美しい海辺の町。天文学者の父親、カメラマンの母親、子供2人で暮すファレル家を、ある日突然悪夢が襲った。5年前の輸血で原因で、娘のアマンダがエイズを発症したのだ。驚き、怒り、悲しむ家族。感染を恐れる隣人たち。パニックに陥る学校。その中で、アマンダは女子体操の選手として全力をつくそうとする。ジョーゼフ・ヘラー、カート・ヴォネガットらがその才能の感嘆した作家が清冽な美しい文体で描きあげる、感動の長篇。 ※画像は原書 『At Risk』

まゆみさんからのメール

本日 ジャミルのCDを郵送しました。

4日から7日の間に着くと言っていましたがまあ一週間かなぁ・・・空気のプチプチが付いてる封筒に入れたのですがCD ケースが壊れない事を祈ってます。

これは 素敵な旅行記をありがとうという意味の私からのプレゼントです。これからも頑張って下さい。

ジャミルは写真よりも本物のほうがぜんぜん良いみたいですね。 しっかし彼はもてる。

そういえば彼の名前の意味ですが シャリフはノーブルという意味で ジャミルはハンサムという意味だそうです。自分自身には何の関係も無いといっておりました。

っと言うわけで 本日はジャミル特集にしてみました・・・如何ですか? アハハハ。


from New Orleans Mayumi

ジャミール・シャリフのCD

ニューオーリンズのまゆみさんからメールが来て、ジャミール・シャリフのCDを送ってくれたとのこと。それも、

素敵な旅行記をありがとうという

意味の私からのプレゼント

ってことで、プレゼントしてくれるらしいのだが、こちらのほうがお世話になりっぱなしなのに、嬉しいやら、困惑するやら、どうしたらいいの?って感じ。ちゃんと代金を支払うつもりだったので、とにかく驚いた。これって、ほんとにもらっちゃっていいんだろうか?と恐縮しているんだけど、でも嬉しい。

旅行記もここまで褒められれば、他に誰も見ていなくても、誰も話題にしてくれなくても、とにかく一生懸命にやった甲斐があるというもの。まゆみさんが言うように、「神様は見てる」んだな、と暖かい気持ちになった。

今日はダーが仕事先の人と飲みに行った(のだと思う)。出かけるならなんでもいいやって幹事だけど、私も飲みに行っちゃおうかな、と。でも、このごろあまり飲んでいないので、お酒が嫌いになりつつある。飲むとだるいんだもん。

だけど、「お酒を飲んでないと太る」ってことにも気づいた。前は「酒痩せしてる」と言われるくらいだったのだが、飲まないと健康になっちゃって、食欲も増進するし、どうもダイエットにはマイナスのようなのだ。お酒を飲んでると、二日酔いで食べられないとか、ひどけりゃ、その日食べたものは全部出すとかってあるから、健康には悪いが、ダイエットにはいいのだ。(^^;

てことで、ダイエットのために、飲みに行くかなあー!

大魔神引退試合 (8/9 仙台)

 引退表明記者会見

 登板前の佐々木

 投げ終わった佐々木の笑顔

 佐々木と清原の抱擁

 清原と佐々木の抱擁

 さようなら、背番号22

August 09, 2005

アリステア・マクラウド情報修正

図書館で、アリステア・マクラウドの短編集を2冊借りてきた。先日書いたマクラウド本に関する疑問について、早速ことの真相を調べたところ、訳者あとがきに次のように書いてあった。

マクラウドのはじめての作品「船」が小さな雑誌にのったのは、1968年のことである。それ以来、1999年に初の長編小説が発表されるまでの31年間で、まずか2冊の短編集(1976年 『As Birds Bring Forth the Sun and Other Stories』 と1986年 『The Lost Salt Gift of Blood』 に各7篇ずつ)しか出されていない。にもかかわらず、マクラウドの作品は「モダンライブラリー 1950年以降に英語で書かれたベスト小説200」(選者はブッカー賞の審査員長を務めたこともあるカルメン・カリールとアイルランドの作家コルム・トイビン)に選ばれるほど高い評価を受け、熱烈なファンも生まれたが、なにしろめったに作品を発表しない作家の地味な短編である、一般の読者のあいだに広まらなかったのも無理はないかもしれない。

そんな知る人ぞ知るの作家だったマクラウドを一躍有名にしたのは、1999年秋に発表された長編小説 『No Great Mischief』 (邦題 『彼方なる歌に耳を澄ませよ』 )である。10年以上かかって書き上げられたこの小説は、たちまち「傑作」の折り紙がつけられてカナダのさまざまなベストセラーリストに入り、いくつもの賞を獲得した(国際IMPACダブリン文学賞、カナダ出版協会賞、ダートマス図書賞、ラドール賞、トリリアム賞など)。この長編小説の成功により、マクラウドの全短編集を望む声が高まり、その結果、2冊の短編集に収められた14篇にその後書かれた2篇を加え、2000年1月 『Island』 というタイトルで出版された。

というわけで日本では、この「既刊の短編集2冊+2篇」で構成された『Island』を、再度2冊に分けて出版したということになる。その際、「+2篇」があるから、オリジナルの短編集のタイトルを使うわけにはいかないということだったのだろうか。そのあたりは良く分からない。

とはいえ、こんなことは既にマクラウドの翻訳本を読んでいる人には周知の事実であり、私が今まで知らなかっただけ。原書で見つけようと思ったら、見つからないので疑問に思ったため、ここに書いておいたという次第。

どうでもいいようなことには反応があるのだが、本当に知りたいと思う情報は、なかなか教えてもらえない。世の中は甘くない。自分でコツコツ調べるしかないのだ。それでも、インターネットがなかったときのことを思えば、ものすごく便利にはなった。だから、誰か教えてくれるんじゃないかという期待は全く抱かない。たまに教えてくれる人がいると、神様のように思える。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『蹴りたい田中』/田中 啓文 (著) ¥735
文庫: 365 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150307628 ; (2004/06/10)
内容(「BOOK」データベースより)
第二次大戦下で鬱屈する少年兵たちの、複雑な心象を描破した珠玉作「蹴りたい田中」で第130回茶川賞受賞後、突如消息を絶った伝説の作家・田中啓文。その稀有なる才能を偲んで、幼少時から出奔までの偉大なる生涯を辿る単行本未収録作8篇+αを精選、山田正紀、菅浩江、恩田陸などゆかりの作家・翻訳家・編集者らによる証言、茶川賞受賞時の貴重なインタビュウ「未到の明日に向かって」までを収録した遺稿集。


◆図書館貸し出し

『灰色の輝ける贈り物』/アリステア マクラウド (著), Alistair MacLeod (原著), 中野 恵津子 (翻訳)
単行本: 238 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900323 ; (2002/11)
内容(「MARC」データベースより)
カナダ、ケープ・ブレトン島。苛酷な自然の中、漁師、坑夫を生業とし、脈々と流れる「血」への思いを胸に人々は生きる。世代間の相克と絆、孤独、別れを、語りつぐ物語として静かに鮮明に描く。隠れたる短編の名手による8篇。
目次

広大な闇
灰色の輝ける贈り物
帰郷
秋に
失われた血の塩の贈り物
ランキンズ岬への道
夏の終わり


『冬の犬』/アリステア・マクラウド (著), 中野 恵津子 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 262 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900374 ; (2004/01/30)
出版社/著者からの内容紹介
カナダ東端の厳冬の島で、祖先の声に耳を澄ませながら、人生の時を刻む人々。彼らの傍らには、犬、牛、馬、鷲などの動物たちが、いつもあった。人生の美しさと哀しみ、短篇小説の気品に満ちた8編。
目次
すべてのものに季節がある
二度目の春
冬の犬
完璧なる調和
鳥が太陽を運んでくるように
幻影

クリアランス


『いつか、どこかで』/アニータ・シュリーヴ (著), 高見 浩 (翻訳)
単行本: 315 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900420 ; (2004/10/28)
カバーより
男がふと目にした詩人の写真は、あの夏の少女の面影を残していた。14歳の二人がサマーキャンプですごしたときめきの一週間から31年。ともに家庭に切実な問題を抱える大人となった彼らが果たした再会は、甘美にして狂おしい運命への序章となった─。『パイロットの妻』の著者が描き切る、感情の機微と官能の焔。


『ハサミを持って突っ走る』/オーガステン・バロウズ (著), 青野 聡
単行本: 305 p ; サイズ(cm): 20
出版社: バジリコ ; ISBN: 4901784560 ; (2004/12)
内容説明
ぼくたちは見えないものを追いかけて走っている-。アル中の父と精神病の母に放り出され、患者のような精神科医の奇妙な家で過ごした痛ましくも可笑しい少年時代。


『ケルベロス第五の首』/ジーン・ウルフ (著), 柳下 毅一郎 (翻訳)
単行本: 331 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 国書刊行会 ; ISBN: 4336045666 ; 未来の文学 版 (2004/07/25)
内容(「MARC」データベースより)
人間に似た異生物が住む惑星を舞台に、「名士の館に生まれた少年の回想」「人類学者が採集した惑星の民話」「尋問を受け続ける囚人の記録」の3つの中編が複雑に交錯する、謎と真実のタペストリ…。ゴシックミステリSF。